近くの公園のアジサイもだんだんつぼみが膨らんできました。あと少しすると清楚できれいな花を咲かせることでしょう。
あじさい袋はちりめん細工の作品の中でも、最も季節感が強くて一般的にもなじみの深い花ですから、たいへん人気の高い作品です。
そしてこの袋を作るには、何と264枚のパーツが必用だということですから、縫い合わせるパーツの色合いを変えていくことで、いろいろな色合いを持ったアジサイが出来上がります。
そういう意味では作品の個性と作者の感性が、大きく反映される作品といえるでしょう。
晴れ間に咲くアジサイ、雨の日の暗いところに咲くアジサイは、同じ花でも何となく違った雰囲気に見えてしまいますから。
いずれにしてもこれだけの小さな布を縫い合わせるなど、私には到底信じられない忍耐の世界です。
以前にもたくさんのあじさい袋をご紹介しています。
「松阪ちりめんお細工物の会」作品展には、ご遠方からもたくさんのご来場をいただき、まことにありがとうございました。
会員一同心よりお礼を申し上げます。
ホームページに作品展の会場を掲載しています。
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
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