ちりめん細工・福助巾着
何となくユーモラスな表情がとても楽しい、福助人形を5つ繋ぎ合わせた作品です。
福助人形は幸福を招く人形として、江戸時代から商家や茶屋などに飾り始められたようです。
また福助のモデルになった人物も実在したという説も残っていますが、真相は明らかではありません。
この作品も古作の中にも残っていて、最初に考えた人は福助を5つ繋ぎ合わせることで、「五福」(五つの福)を願ったのではないでしょうか。
実際に使うことの出来る大きさなので、その昔は物を入れる巾着として使っていたに違いありません。
今の時代にはこの巾着を持って似合いそうなお着物といえば…..、なかなか難しいですね。
みんながびっくりしそうです。
http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/
「松阪ちりめんお細工物の会」作品展には、ご遠方からもたくさんのご来場をいただき、まことにありがとうございました。
会員一同心よりお礼を申し上げます。
ホームページに作品展の会場を掲載しています。
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楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
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ちりめ細工・あじさい袋
近くの公園のアジサイもだんだんつぼみが膨らんできました。あと少しすると清楚できれいな花を咲かせることでしょう。
あじさい袋はちりめん細工の作品の中でも、最も季節感が強くて一般的にもなじみの深い花ですから、たいへん人気の高い作品です。
そしてこの袋を作るには、何と264枚のパーツが必用だということですから、縫い合わせるパーツの色合いを変えていくことで、いろいろな色合いを持ったアジサイが出来上がります。
そういう意味では作品の個性と作者の感性が、大きく反映される作品といえるでしょう。
晴れ間に咲くアジサイ、雨の日の暗いところに咲くアジサイは、同じ花でも何となく違った雰囲気に見えてしまいますから。
いずれにしてもこれだけの小さな布を縫い合わせるなど、私には到底信じられない忍耐の世界です。
以前にもたくさんのあじさい袋をご紹介しています。
作品 その1≫
作品 その2≫
作品 その3≫
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ちりめん細工・切りばめ細工の巾着
もう初夏の汗ばむような陽気が当たり前の時期なのに、なにやら寒い日が続きます。
それでも自然の中では、花に集まる蝶々の姿を見かけることが多くなってきました。
この巾着の蝶々は、最初押し絵かアップリケのように見えたのですが、よくよく見てみると黒い生地を切り抜いた中に蝶々がはめ込まれています。
「切りばめ」という技法を使った作品で、古作の中にはデザイン的にも、技術的にも、良くこんなものを作ることが出来たなと、感心するような切りばめ細工の作品を見ることが出来ます。
でも最近作られた作品は見かけた記憶がありません。
よほど難しいのだと思いますが、私には作者の苦労を知る由もありません。
しかし伝統の技法を伝えていくことは、今の時代に生きるものにとっても大切な使命のように思えるのです。
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ちりめん細工・兜袋
今日は端午の節句。そしてこどもの日。
このところ毎年この時期には、ちりめん細工の兜袋をご紹介しているのですが、今年もやっぱり…..、ということになってしまいました。
それほど端午の節句との結びつきが強いために、ついつい忘れることの出来ない作品なのです。
もともと兜は鎧とともに武具として使われてきたものですが、武士が政(まつりごと)にかかわるようになって、その地位が向上するとともに飾りも煌びやかなってきたものと思われます。
そしていつしか強い男の子の象徴として、端午の節句に飾られるようになったのでしょう。
この作品は余り煌びやかでない、かなり古い時代の兜を想像しながら考えられたと思われる、古作の代表作品の一つです。
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