昨日から始まった、「松阪ちりめんお細工物の会」作品展の様子をお伝えします。
初日の昨日も近隣はもとより、わざわざ県外からも大勢のお客様に足をお運びいただき、ほんとうにありがたく深くお礼を申し上げます。
もともとこの作品展、教室でのお勉強の成果を発表していただくことで始めました。
いつの間にか7年間の教程を終え、卒業された方々も研究科として残って制作に励まれていますので、この作品展に発表される創作を含めた作品の種類も、いつの間にかものすごい数になってきました。
一つ一つをご紹介することもかないませんので、まあお許しをいただきたいと思います。
さて上の写真ですが、福助巾着が3つ並んでいます。
この作品は講習会7年目を迎え、今年卒業されれ方が3名いらっしゃるので、仲良く3個並んでいるというわけです。
したがって同級生が多いと、同じ作品が多く並ぶと言うことになるのです。
違う人が作った同じ作品を一度に拝見できると言うことは、「見比べる」ことより、作者の思いが乗り移った作品の個性を見ることが出来、拝見するだけの者にとっては、まことに楽しい限りなのです。
これは端午の節句にちなんで、花菖蒲袋を主にして会員全員が一本づつ作ったつるし飾り。
よく見ると鯉や金太郎、兜袋などもあり、端午の節句がうまく表現されています。
これだけの作品を一人で作ることはなかなか難しいことですが、40人近い会員が協力すると、見ごたえのある一つの作品にまとまってしまいます。
そしてその下には、今年の干支「寅」が並んでいます。
女の子の寅もいるみたいですが、やっぱり寅は男の子のイメージなのでしょう。
まあ端午の節句と寅を重ね合わせるところなどは、作品展開催の準備段階での構想作りがしっかりしているのかもしれません。
皆様方もぜひ「松阪ちりめんお細工物の会」作品展にお出かけくださいませ。
会員一同お待ち申し上げております。
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■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:3月6日(土)→3月14日(日) 10:00→18:00
□場所:松阪市湊町196 優遊館きもの大藤
期間中半日体験コーナーを毎日開催。お早めにお申し込みください。
※3月11日(木)は休まず営業
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