直径が20cmくらいはありそうな、少し大きめの袋です。
底は六角形になっていて、ちょっとおしゃれな実用巾着にも使えそうな作品です。
最初に拝見したときには、えらく派手な作品だと思いましたが、長い間見ていると色彩の取り合わせが妙にしっくりなじんできます。
底には桃、松、桜などを配し、紐の部分には瓢箪などの飾りも付いていて、なかなか凝ったアイデアが凝縮されているように感じるのですが。
いつも作品を拝見し、眺めているばかりで講釈を言っている私などは、作者の意図、考え、ましてや構想を暖める過程のご苦労などは知る由もありません。
作品が出来上がるまでには、ずいぶんなご苦労があると思います。
それにしてもちりめん細工は、季節感や彩の妙などがあいまって、日本の女性が生み出した手芸の最高峰の一つだと思いますね。
いろいろな作品を拝見でき、しかも勝手な講釈ばかり言える私のような人間は、とっても幸せ者であると実感しておるのであります。
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