高さが8cmほどの小さな袋です。
古い紋付の家紋をうまく生かした作品で、下の部分が編み籠のようになっています。
家紋をうまく使って、すこし重厚さを表現していますが、加えて紐結びも凝っていて、これもまた重みを出す一つの要素かもしれません。
紐結びにもいろいろな結び方があって、用途にしたがって工夫をすると、それぞれが引き立ち、いい雰囲気がかもし出されるものですね。
ちなみにこの家紋は、「三つ割梅鉢」ですが、きものの世界にいても見かけることが少ない、どちらかというと珍しい部類の家紋です。
特に目立つ作品ではありませんが、色彩の調和や家紋と紐結び、そして下の編み籠の部分がなにやらうまく調和して、素敵な作品になっているのではないでしょうか。
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