今頃の時期には、どこにでも見られるススキ。
普通に見ていると「ああ、ススキかぁ」と言うことになるわけですが、こやって逆光でしかも背景の暗いところで見ると、また違った味わいでとてもキレイ。
おまけに60年も前のオンボロレンズの目で見ると、穂の毛が光ってちょっと幻想的雰囲気が味わえます。
レンズの目は正直な時と、全く違う描写をする時の両面を持っているのですね。
私などはクソ真面目に生きてきましたので、こういう両刀使いのレンズがうらやましい限りです。
とはいえ、♪「オーレは河原の枯れススキ、おーなじおまえも枯れススキ、、、」♪
なんて唄を思い出すと、「オレは枯れススキにはなりたくない!」なんて思うのであります。
しかししかし!ススキも穂先がこうやって白く広がってこないと、ちっともキレイではないと思いませんか?
やっぱり「枯れススキ」が一番いいのかな?
年をとっても枯れススキのように、味わいのある人間になりたいものです。
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