ちりめん細工の作品には、花や節句のような季節を象徴するものや、お祝い、願いを込めた作品が数多く見られます。
この鶴亀袋も、昔から「鶴は千年、亀は万年」と言われているように、長寿の願いと健康を祈りながらつくられた、おめでたい作品と言うことができます。
人類は洋の東西を問わず、時の権力者たちは不老長寿の薬を求めたり、死後の世界からよみがえる事を願って、色々な象徴を作ってきました。
たとえばエジプトのピラミッドなどはそのいい例です。
鶴と亀は、日本版不老長寿の願いの象徴かもしれません。
皆様方もこの袋をつくってみれば、きっと元気で長生き出来るかもしれませんよ。
それにしても私が千年万年も生きたら、一体どんな姿になっているのでしょうか。
もしかしてしわくちゃだらけの、干からびたおじいさんになっているのでは・・・。
やっぱり百年も生きたら十分と言うことにしておきます。~(笑)~
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