ちりめん細工・干支 丑
いよいよ師走。もうすぐお正月ですね。
来年(平成21年)の干支・「丑」のちりめん細工オリジナル作品です。
毎年12月のお稽古には、全員でこの丑をつくることになっています。
この丑のお顔は綿を詰めて作ったようですが、その表情(凹凸)は糸で引っ張って作ってあるそうです。
講釈しか言えない私には、どうやって作るのかよく分かりませんが、本当にうまく作ってあるものですね。
丑のお顔を拝見していると、昔くさい感じでもなく、かといって今風のポップ調でもない、今昔が入り混じったいいお顔をしていると思うのですが・・・。
ところで皆さん、干支の順番はどうして決まったか知っていますか?
むかぁ?し昔、中国のお役所で干支の順番を決める時に、最初に並んだのが牛さんで、次がネズミさんだったそうです。
でもお役所の門が開いたとたん、牛の肩に乗っていたネズミが飛び降りて結局一番乗り。それで最初が子、次が丑になったということですが・・・。
「ちょっと、ちょっとオジサァ?ン!それってテレビの見すぎじゃない。」
失礼しました。(涙)~
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楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
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松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。
もう12月の声が聞こえていますが、全国各地ではまだまだ紅葉(モミジ)が楽しめる地方もあるのではないでしょうか。
あたり一面、赤や黄色に色づいた紅葉はほんとうに綺麗です。
緑の中でたった一本ひときわ映える紅葉も、これまた風情があって何とも美しいものです。
奈良平安の時代から紅葉見物を「紅葉狩り」と称し、貴族上流階級もそして庶民も楽しんだようです。
目で見て楽しむ「見物」を、「狩り」という言葉にたとえたところは、日本人の情緒と感性が生み出した素晴らしい言葉だと思いませんか?
そして弥生三月も末になると、いっせいにお花見が始まって、このお花見のことを「桜狩り」と呼ぶこともありますね。
何々、「マツタケ狩り」もあるぞ!
いやぁ?、恐れ入りました。
まあこの言葉は少々現実的で、まさしく「狩り」そのものですが、紅葉狩り、桜狩りにしても、酒食はつきもの。
だって、「花より団子」なんて言葉だって、ちゃんと存在しますからね。
いずれにしてもこんな日本人の美意識と感性が生み出した、伝統的遺産の「ちりめん細工」も、大切に守っていきたいものです。
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ちりめん細工・きつね(狐)袋
ちょっと見ただけでも、きつねそのもの。
見事にきつねの顔の特徴をとらえた作品です。
きつねさん、人間との関係で言えばあまり好かれている印象はありませんが、よぉ?く考えるとそうでもないようです。
まずは「きつねうどん」。単純には油揚げののったうどんですが、なぜそう呼ばれるのでしょう。
油揚げはきつねさんの大好物と言うことのようですが、私にはきつねと油揚げの関係がよく分かりません。
ご存知の方があれば、是非教えてください。
次にきつねという言葉は直接出てきませんが、お稲荷さんがあります。
稲荷神を祀る神社ですが、稲荷神社の前には狛犬のかわりに、宝玉をくわえたきつねが置かれています。
これは少し知っていて、このきつねは白狐(びゃっこ)です。
日本書紀にも記されているように、日本武尊命を助ける白狐のお話とおおいに関係があります。
きつねは稲荷神の使いと言うことのようです。
さらには稲荷寿司。
これまたきつねの大好物と言うことで、稲荷神には油揚げがお供えされます。
ここから油揚げを使った料理を、稲荷と称するようになったとのことです。
きつねとつく言葉は沢山あります。
「きつねにつままれる」、きつね色、狐の嫁入り等々、結構我々人間様の生活と係わるものも多いですね。
そんなに嫌われいる動物でもなさそうです。
ところであなたは「狐顔」?それとも「狸顔」?
きょうはとりとめのない話になりました。
失礼。
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今頃の時期には、どこにでも見られるススキ。
普通に見ていると「ああ、ススキかぁ」と言うことになるわけですが、こやって逆光でしかも背景の暗いところで見ると、また違った味わいでとてもキレイ。
おまけに60年も前のオンボロレンズの目で見ると、穂の毛が光ってちょっと幻想的雰囲気が味わえます。
レンズの目は正直な時と、全く違う描写をする時の両面を持っているのですね。
私などはクソ真面目に生きてきましたので、こういう両刀使いのレンズがうらやましい限りです。
とはいえ、♪「オーレは河原の枯れススキ、おーなじおまえも枯れススキ、、、」♪
なんて唄を思い出すと、「オレは枯れススキにはなりたくない!」なんて思うのであります。
しかししかし!ススキも穂先がこうやって白く広がってこないと、ちっともキレイではないと思いませんか?
やっぱり「枯れススキ」が一番いいのかな?
年をとっても枯れススキのように、味わいのある人間になりたいものです。
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ちりめん細工・鶴亀袋
ちりめん細工の作品には、花や節句のような季節を象徴するものや、お祝い、願いを込めた作品が数多く見られます。
この鶴亀袋も、昔から「鶴は千年、亀は万年」と言われているように、長寿の願いと健康を祈りながらつくられた、おめでたい作品と言うことができます。
人類は洋の東西を問わず、時の権力者たちは不老長寿の薬を求めたり、死後の世界からよみがえる事を願って、色々な象徴を作ってきました。
たとえばエジプトのピラミッドなどはそのいい例です。
鶴と亀は、日本版不老長寿の願いの象徴かもしれません。
皆様方もこの袋をつくってみれば、きっと元気で長生き出来るかもしれませんよ。
それにしても私が千年万年も生きたら、一体どんな姿になっているのでしょうか。
もしかしてしわくちゃだらけの、干からびたおじいさんになっているのでは・・・。
やっぱり百年も生きたら十分と言うことにしておきます。~(笑)~
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