うっとうしい梅雨空が続きます。
でももう少しすると、暑い暑い夏がやってきます。
夏の風物の中でも、ちょっとした涼しさを運んでくれるのが、窓辺に置かれた金魚鉢。
最も最近では朝顔の形をした金魚鉢を余り見かけませんが・・・。
昔は窓辺の風景の定番と言えば、すだれがかかった窓の向こうには朝顔の花が見え、金魚鉢とともにうちわや蚊取り線香が置かれた姿です。
そして・・・、すいかがおかれていると、これ、最高ですね。
ちょっとレトロな世界ですが、何となく涼しげな雰囲気が漂ってきます。
話が横道にそれました。
この黒い金魚袋は、どんな種類の金魚をイメージしたものなのでしょう。
黒ですから出目金を連想しますが、目は飛び出ていません。
金魚はずいぶん昔から品種改良を重ね、観賞用としての歴史は大変長いと思われます。
色々な種類の金魚がいるようですが、この作品は決して新種の金魚を見てつくったものではありません。
もう一つ良く見ると、この金魚、桜の柄をまとっています。
「桜金」とでも言うのでしょうか。
ちりめん細工の世界では作者の意図と遊び心があいまって、ほんとうに楽しい世界が展開されています。
もっともつくるのはそう簡単ではないようですが・・・。
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