古来、身に着けるものや着物、器に人々の願いを込めた図柄を描いています。
縁起が良いとされる文様は「吉祥文様」と呼ばれ、
今なお身近なものに使われているのがお茶碗や湯呑などの器やお箸です。
今回ご紹介する吉祥文様は、「鶴」「亀」。
「鶴は千年、亀は萬年」と言われるように「長寿」の願いが込められています。
当店でも、「おじいちゃん・おばあちゃんのお祝いに」「これから老後を過ごすときに使いたい」と買っていかれる方が多い文様です。
お茶碗や徳利、盃などがございます。
ちなみに、この写真の亀は「亀甲紋」、鶴の羽は「青海波(せいがいは)」と呼ばれる吉祥文様です。
青海波は、無限に広がる海の波を表しています。
この穏やかに広がる波には、「未来永劫へと続く幸せ」「平安な暮らし」への願いが込めれています。
毎日使う器だからこそ、願いが込められた器をいただくと嬉しい気分になりますね。