毎年恒例となってきている松阪まちゼミを取り入れた鎌田中学校1年生の遠足。
今回、松阪市行政チャンネル「アイウェーブまつさか」にて当店での様子も放送されました。
今回は、30分のショートバージョンのまちゼミということで、
「家でもお茶を美味しく淹れるようになる!」ことを目標に試飲、実践をしてもらいました。
ほとんどの生徒さんたちが、家で飲むお茶は、麦茶かペットボトルのお茶。
例外として、自分たちで摘んで揉んだ茶葉を飲んでいる生徒さんも!
表情が豊かで、最初の1杯目(ほぼ熱湯で淹れた煎茶)の顔、湯冷まししたお茶を飲んだ顔、
自分たちで湯冷まししたお茶を飲んだ顔、最後の水出し茶を飲んだ顔、
どれも驚きがあったようで、とても印象的でした。
ようやく当店ブランドの煎茶が新茶になりつつあります。
あとは、水沢地区のかぶせ茶「高利-Takatoshi-」のみ。
かぶせ茶は今しばらくお待ちくださいませ。
そして、ほぼ煎茶が揃った今は、「茎茶」と「粉茶」の新茶販売に向けて準備が始まりました。
当店の茎茶は、「茎茶」として販売するだけではなく、「棒ほうじ茶」の原材料にもなります。
毎年好評で完売してしまう「棒ほうじ茶 松阪ほいろ」。
店主より、松阪ほいろについてお知らせです。
今年の茎茶
これらは茶葉の茎の部分。
松阪産の初摘みの茶葉から茎の部分だけを丁寧に選別し、長さを均一にするため切断したもの。
これから幾つかの段階を経て、薫る棒ほうじ茶へと加工します。
茎の部分は葉緑素をほとんど持たない分、カテキン(渋味)やカフェイン(苦味)を生成されず、茶葉本来の甘味が多いところ。
特にこの初摘みにこだわり、甘味の多い茎でつくるほうじ茶は極上です!
今年は4月に入ってから涼しい日が続き、生育がゆっくりだったため、茎の伸びが悪く、かなりの品薄です。
なので量もかなり少ないため「松阪ほいろ」の限定数販売となり、昨年よりも早くに完売する予定です。
今年は品薄でさらに手間をかけている分、勝手ながら少し値上げをさせていただきます。
ご了承くださいませ