シイタケの効能として、
コレステロール低下作用、ホモスティン低下作用、
ビタミンDの供給源、血小板凝集抑制作用、
抗腫瘍作用など様々な効果が知られ、
健康の維持と増進に役立つ食品として今後も利用される事が期待される。
#健康維持
#原木しいたけ
癌細胞を攻撃するのは細胞性免疫が主体で
その主体となるのはヘルパーT細胞(Th1)で、
その細胞の産生を促進する成分としてこの二重鎖RNAが知られている。
この二重鎖RNAは抗ウィルス作用を示すインターフェロンを
誘導する事が報告され一時ブームを呼んだ。
カワラタケ由来の糖タンパクであるクレスチンは経口投与なので使用しやすいが、
レンチナンは静脈注射であり、
それを含むシイタケを食べた場合の効果は明らかでない。
レンチナンとは別の成分であるが
シイタケには微量成分として二重鎖RNA(dsRNA)が含まれている。
免疫を担当する細胞はNK細胞、
マイクロファージ、
T細胞などがあり、
マイクロファージは異物を取り込んで処理する働きがある。
癌細胞を直接攻撃するのはT細胞の中でもキラーT細胞で、
きのこの多糖類はこれらの免疫細胞を賦活化するといわれている。
人の体内には細菌やウィルス・癌細胞から身を守るシステムがある。
これが免疫で生まれつき備わっている自然免疫と一度と罹った病気には
二度と罹らない獲得免疫と言う二重の守備からなっている。
これらの守備網が何らかの原因で破綻すると
病気になる従ってこれらの守備網を常に強化しておく必要がある。