◆おいしい「しいたけ」の選び方・保存法◆
カサがあまり開いておらず、
肉厚なものがおいしいといわれています。
カサの裏側が白く、うすく膜をはったようなものが新鮮です。
乾しいたけでは、
カサの裏側が黄色っぽいものがよく、
古くなると赤みを帯びてきます。
生と同じく肉厚でカサが開きすぎていないものを選びましょう。
◆しいたけの栄養◆
しいたけは、
エルゴステリンという物質を含んでいます。
このエルゴステリンはビタミンDと同じような働きをしてくれる物質です。
ビタミンDは、
カルシウムの吸収を助けてくれるので、
成長期の子どもや妊婦さんや女性には特に必要な栄養ですね。
◆しいたけの栄養◆
しいたけは低カロリーで、
ミネラル・食物繊維が豊富です。
特に生活習慣病や便秘などの方にオススメです。
また、
抗ガン作用があるといわれているレンチナンという物質を含んでいます。
他にも血圧降下作用やコレステロールを下げる作用などがあり、
現代人には欠かせない食べ物です。
生椎茸(なましいたけ)は遠火で炙り焼きにしたり、
鍋料理、スープ、茶碗蒸し、うどん、巻き寿司などに入れたり、
炒め物、天ぷらなどにして食べる。
鮮度が落ちやすい食材で、
店頭で大量の汗をかいているもの、
切り口や傘の裏が茶色く変色したもの、
開封すると刺激臭のあるものは食さないことが望ましい。
◆冷凍もお試しください◆
余った生椎茸を保存するのに現在最も手軽なのは冷凍ではないでしょうか?
以前、「試してガッテン」で、生椎茸を冷凍することで美味しくなる、
と解説されていました。
冷凍-解凍によって椎茸の組織が壊れ、
旨み成分が出やすくなるそうです。
実際、寒子(かんこ)と呼ばれる1~2月の厳冬期に収穫される原木椎茸は、
零度前後で凍ったり解けたりを繰り返してちびちび成長するので、
旨みが濃厚で甘味がとても強くなります。
余った生椎茸を干すのがおっくうな方は是非、冷凍してみてください。