お花料について

お花料

キリスト教の葬儀の際に持っていく不祝儀袋は「御香典」や「御霊前」ではなく「お花料」と書いてください。

よく間違われたり、聞かれたりすることが多いのですが、仏教のように焼香はしませんので、「香典」ではありません。
その代わりに、お花を飾りますので、「お花料」として気持ちをお渡しします。

 

キリスト教式の葬儀では 仏式の通夜にあたるものが前夜式、そして告別式にあたる葬式は、カトリックでは「葬儀ミサ」、プロテスタントでは「葬儀式」とよばれます。

 

< カトリック(昇天・帰天)>

聖書や聖典・使途伝来の教会を信奉して神父が司会のもと儀式を行います。

< プロテスタント(召天)>

聖書のみを認めて、儀式は聖書による祈りを中心として牧師の司会で行います。祭壇や祭式の重要性を認めない考え方なので、信徒であってもなくてもプロテスタントの教会で葬儀ができます。

 

当店でも「お花料」の不祝儀袋を取り扱っております。

弔事金封「お花料」180円+税 (1枚入)

 

宗教によっても異なるマナー。覚えておく事で相手に失礼のないように心がけたいものですね。

 

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お問い合わせは 松本紙店 まで

TEL:0598-21-0603

松本紙店地図

 

 


越前和紙について

先日の中日新聞こどもウィークリー(こども新聞)で「福井の越前和紙」と題した特集がされていました。
ウチの娘も、こどもウィークリーを毎週楽しみにしているのですが、今回の特集が「東京スカイツリー」と「越前和紙について」だったので、いつもよりじっくりと読んでいたように思います(*^_^*)

紙を作る工程が「紙すきの家」としてイラストでとても分かりやすく書かれていました。
?煮る(木の皮を水洗いして煮る)
?ちり取り(表皮の下の皮だけをはぎ、ちりを取る)
?たたく(皮をちぎってたたく)
?ねり作り(トロロアオイという植物の根をたたき冷水につけると、ねばっとした液「ねり」ができる)
?調合(冷水に?と?を入れて紙のもとを作る)
?すく(水槽の中に紙のもとを入れ「すげた」と呼ばれる網のついた木の枠ですくって、ゆり動かす)
?しぼる(漉いた紙を重ねて重しをのせて水分を抜く)
?乾かす(乾燥させてできあがり)
とこれだけでも十分、勉強になります。

越前和紙の主な種類として
檀紙、奉書紙、鳥の子紙、美術工芸紙、局紙、書画用紙、薄用紙(薄葉紙)
の、それぞれの特徴や、基本的な和紙と洋紙の違い
「和紙」はコウゾ、ガンピ、ミツマタの木の皮から出来ていて「洋紙」はパルプ(マツなどのチップ)製
お札の透かしの技術「黒透かし」や、その他、年末に京都・清水寺で書かれる「今年の一文字」の大きな紙や、大相撲の番付表などにも越前和紙が使われていることがイラストや写真で分かりやすく説明してありました。

こんなふうに今、タイムリーな話題ではありませんが、分かりやすく、見やすく記事にしてあると子供達も興味を持って読んでくれますね。

大人でもとても勉強になりました(^_^)/
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(有)松本紙店 ぱぴえ松本
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こちらのブログに掲載した商品で弊社ホームページに掲載してある商品はリンクしてありますが、こちらのブログのみで御紹介した商品も発送可能な場合もございます。お気軽にE-mail等でお問い合わせください。


大統領のペン「ぺんてる サインペン」

先日テレビを見ていたら「サインペン」が取り上げられていました。

「サインペン」とは文具メーカー「ぺんてる株式会社」により発明された世界初の携帯用水性ペンです。
今では、どこの会社やご家庭にも1本は黒や赤のサインペンがある事と思いますが、実は日本製品で世界的に大ヒットした商品だという事は、なかなか知られていないようです。

1963年。ペンの主流だったアメリカ生まれの油性マーカーは、裏写りしたりペン先が太くて画数の多い漢字が書けないなどの難点があり、ペン先が細く、サラサラと軽いタッチで細い線が書け、裏写りもしない画期的な水性「サインペン」が開発されました。

発売当初は日本での注目も売り上げもいまひとつだったらしく、アメリカ・シカゴで行われた文具国際見本市へ出展し、会場で来場者に「サインペン」をサンプルとして配布したそうです。
その内の1本が当時のアメリカ大統領領付きの報道官の手に渡り、傍らにいた大統領が「サインペン」を手に取り、紙にペンを走らせると、どんな高級な万年筆にもない滑らかな書き味を気に入り、一度に24ダース(288本)を発注したそうです。

数日後、ジャーナリストがこの話を聞きつけ“大統領が大量発注した日本からきた不思議なペン”としてNewsweek誌に掲載し、全米に「サインペン」が知れ渡ることになりました。
大統領のペンとして人気に火がつき、作家・デザイナーたちによる口コミも手伝ってアメリカ上陸1ヶ月で180万本の売り上げを記録し大ヒット商品となったそうです。
その影響を受けて、日本だけでなく世界中に注目されて広く使われることとなったそうです。

普段、使っている身近な商品にも深い歴史や秘話があるものですね。

詳しくは、ぺんてるライブラリーで↓
http://www.pentel.co.jp/pentelcity/library/2003_8/index.html


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祝儀袋の折り返し

以前に「水引の使い分け」をご紹介しましたが、この水引と同じように
「祝儀袋の折り返し」についてお客様からよくご質問を受けます。

祝儀袋の「折り返し」がお祝いの時と不祝儀の時とで違う事を
御存知でしょうか?

祝儀袋を買ってきて、お金を入れる時に一度開いてしまいますよね?
閉じるときに「あれ!?どっちだったかな?」という事がよくあるようです。

お渡しするとき、間違ってはいけないのが「折り返し」です。

祝儀の場合は「幸せが受け取れるように」または「天を仰いで喜びを表す」などの意味から裏の重なりを上向きにして重ねます。
お見舞いもこちらと同じ折り返しになります。
お札は人物の顔を袋の表側に向けて入れます。

逆に不祝儀の場合は「悲しみを受け流す」「悲しみが再び起こらないようにする」などの意味から裏の重なりは下向きにします。
お札は人物の顔を袋の裏側に向けて入れます。
どちらだかわからなくなってしまったら、この由来を思い出せば簡単そうですね。
急な用意の時にも間違いのないように由来から覚えておくと便利です。

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ふくさの使い方

弔事では、華美な装飾のあるふくさは避けましょう。
紫色のふくさは、慶事・弔事どちらでも使用できるので、持っていると便利です。

<ふくさの包み方>

ご祝儀の場合
不祝儀の場合

TEGAMI NO KAKIKATA より

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祝儀・不祝儀どちらも、お渡しするときには“ふくさ”を使用するのが基本マナーとされています。
風呂敷タイプのふくさでは、慶事と弔事では包み方が反対になるのでご注意ください。
最近では「金封ふくさ」というポケットタイプのふくさも増えています。


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