ちりめん細工・うさぎ人形
子供のうさぎに見立てたこのお人形、子供らしさを演出するために、少しふっくら目に、そして首も短く仕上げてあります。
また着物の帯も兵児帯を使って、より子供らしい着物姿が強調されています。
もちろん着物は本格的な着物仕立てですが、長襦袢だけ着せていないようです。
またボディも縫って綿を詰めてあるだけで仕上げられていて、お顔の表情などは実にうまく作られています。
出来上がってくるうさぎの体型や表情が作るごとに異なった物になるのは、実に楽しい物づくりだと思っています。
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館 公式Facebookページ
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。
ちりめん細工・這い子人形袋
這い子には基本的に3種類のものがあると申し上げてきましたが、これはそのうちの一つ。
胴の上の部分に口べりがあり、内袋つきになっています。
この作品の面白さは、やはり顔の表情や頭の向きによって、随分変わった雰囲気が作り出せることです。
嬉しそうな顔、少しうつむいた顔、ちょっと恥じらいのある表情などには、見ていても飽きない楽しさを持っています。
作品によって違った表情が楽しめ、古作の中でも代表的作品として、今も人気の高い作品の一つです。
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館 公式Facebookページ
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。
ちりめん細工・旅茶碗袋
桜の花びらをかたどったこの袋、中には小さなお抹茶用の茶碗(旅茶碗)が入っています。
そして竹筒の中には茶せんと茶杓が収められていて、いわば携帯用野点セット。
私には茶道のことが良く分かりませんが、野点や旅行の時に茶道具を入れるコンパクトな箱、茶箱(茶籠)というものがあります。
昔の人はおそらくその箱のかわりに、もっと近くに出かける時用として、小さくておしゃれな袋を考えたに違いありません。
と、都合のいい想像をしてしまうのですが、ではなぜ桜の花びらなのでしょう。
やはり心うきうき温かくなった春の象徴、桜をイメージしたのではないでしょうか。
お出かけにはそんな気分をイメージした「形」が、デザインとなって表現されているように思われます。
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館 公式Facebookページ
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。
ちりめん細工・桜袋
先週ご紹介した作品とはまた少し違った桜袋です。
一般的な作品よ同じ様に、口べりが表側に来るようになった作品ですが、これも花弁の中心で継ぎ合わせてあります。
鋭角的な先端の切れ込みと、丸味をも大切にするために考え出したそうです。
古作の時代から色々な桜の袋が作られてきましたが、やはり古典の香りを残した新しい作品は嬉しいものです。
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館 公式Facebookページ
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。
ちりめん細工・桜袋
桜を模った袋は、江戸時代から数多くの種類の作品が考え出されてきました。
花弁の先の切れ込みや丸味、額の分部の作り方など、様々な工夫がなされて今に至っています。
この作品は花弁の真ん中に接ぎを入れて、先端の窪みをやや鋭角的にする代わりに、綿を入れてふっくら感を出しています。
多分この作品で、初めて花弁の真ん中で接ぐ手法を見たと思いますが、これもまた進化の一段階になって、このヒントをもとに次々新しい作品が生まれています。
新しい作品、手法を生み出すのは、考えているよりはもっと難しいようです。
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館 公式Facebookページ
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。