ちりめん細工・ふくら雀巾着

ちりめん細工・ふくら雀巾着

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ふくら雀とは、寒さに耐えるため羽毛を膨らませた姿の雀のことです。
その可愛らしい姿を見た日本人は、家紋や意匠(柄)に取り入れたり、帯結びにもその姿を真似てきました。

 

ちりめん細工のふくら雀巾着は、恐らく家紋をモチーフに考えたものと推測されますが、「ふっくらした雀」との意味合いもあって、縁起物の一つと考えて良さそうです。
この巾着の作りで面白いのが、顔が少しゆがんでついていたり、目と口ばしの位置がずれたりして、おそらく雀が首をかしげている姿を表現したかったに違いありません。

 

古作の時代からちょっとした遊び心が大切にされてるのは、ちりめん細工の大きな魅力となっています。

 

※撮影の際、右側の作品の尾がひだの下になってしまいました。正しい作品は左側のものです。失礼しました。

 

 

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ちりめん細工・松かさ袋

ちりめん細工・松かさ袋

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ちりめん細工の古作の中でも、代表的作品ともいえる松かさ袋。
下に下がったヒダが、いかにも松かさらしい形と雰囲気を見事に捉えています。

 

最初にこの作品を考え出した人の観察力と、それを形に写した能力にはまったく感心します。
そしてこの袋は、大きめにつくると実用性のある巾着となり、小さなものはお飾りとしてもお洒落な雰囲気をかもし出してくれます。

 

ちりめん細工は日本女性が生み出した、美しくて可愛らしいお飾りと実用性をも兼備えた、見事な芸術と言えるのではないでしょうか。

 

 

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ちりめん細工・おしどり袋

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いつも一緒に仲良く泳ぐ、ちりめん細工のおしどり袋。
オスの尾羽がいかにもおしどりのオスのイメージにぴったりです。

 

人間の世界では仲のよい夫婦のことを「おしどり夫婦」と呼びます。これはオシドリがいつも仲良く一緒にいることから、そんな言葉が生まれたのだと思っています。
ところがオシドリはある一定の時期には仲良く一緒でも、冬になると必ずパートナーを変え、二年以上一緒に過ごすことは絶対にないそうです。

 

人間世界はオシドリの世界と違いますから、このおしどり袋のオシドリのように、共白髪まで仲良く一緒に添い遂げたいものです。

 

 

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ちりめん細工・這い子人形袋

ちりめん細工・這い子人形袋

ちりめん細工・這い子人形袋

 

底が丸の箱型パターンのちりめん細工這い子人形袋です。
これも古作に見受けることのできる作品ですが、袖がついたきものを着て円筒形のボディーになっています。

 

子供のしぐさがいかにもよく伝わってくる作品で、単純な形ながら子供の姿にも品格が現れています。
顔を少し上げ気味の姿は、なんとも愛くるしい表情を見せてくれ、ちりめん細工のたまらない魅力を伝えてくれる作品の一つです。

 

 

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ちりめん細工・ほおずき袋

細工・ほおずき袋

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お盆の時期になると、ついついホオズキを思い出します。
最も関東の方にとっては、7月初旬の浅草浅草寺のほおずき市が印象深いかと思いますが…..。

 

ホオズキは実がなり始めてから落ちるまで、実に多彩な表情を見せてくれます。
淡い緑に始まって上の方から色づき始め、見事な朱色になって、最後には表皮がとれて網目状の殻が残って、中の赤い実が透けて見えるまで楽しむことができます。

 

この多彩な表情をちりめん細工で表現したのが、このほおずき袋です。
若い実と完熟直前の実を、うまく作品にしていただきました。

 

この2個の作品も、同じ絽ちりめんで作られており、同じ茎から育った一体感がより強く感じれれます。
こういうところも作品作りの妙がありそうですが、うまく使える古布に出会うチャンスがないと、こんなにうまくはいかないようです。

 

 

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