ちりめん細工・針山
 
ちょっと見たところお饅頭のようなちりめん細工の針山です。
幾何学的組み合わせの作品はどうも苦手で、単純に見えるこの作品も、どんな形の布を縫い合わせてあるのかが良く分かりません。
 
そんな私でも上の五角形の花びらに似せた部分が、少し緩みを持って付けられているところに、この作品の大きな「ミソ」があるような気がしてなりません。
たぶん緩みなく作ることも出来ると思いますが、それでは面白くないことも確かです。
 
見落としそうなちょっとした工夫や拘りが、ちりめん細工作品のたまらない魅力になっています。
 
 
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ちりめん細工・変わりねじり袋
 
ねじり袋の中に市松を組み合わせた作品です。
ねじり袋自体がなかなか形が整えにくい作品ですから、その中に市松文様を組み合わせたものを入れると、余計に形が整えにくくなるのかもしれません。
 
古作にも見ることの出来る作品ですが、経年の傷みも加わって本来の形が崩れてしまっているものも多く、単純そうに見えても作るのが難しいのかも知れません。
そもそも幾何学的なパーツを組み合わせて作った作品は、どのように作られているのかを見極めるのが至って苦手な私ですから、余計な講釈はしないほうが身のためです。(笑)
 
ただ実際のところは簡単そうに見える作品ほど、作るのは簡単でないことは十分理解しているつもりですが…..。
 
 
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ちりめん細工・市松袋
 
市松文様を使った袋で、底は6つの足になっています。
明治時代に造られたと思われる古作を拝見したことがありますが、足になった部分がつぶれてしまって全体の形が良く分かりませんでした。
こうして新しく作っていただくと、全体像が良くわかるようになります。
 
市松文様は別名石畳、あられとも言われて、英語のチェックに相当する文様です。わが国でも古墳時代から使われていたようで、単純な幾何学文様ながら根強い人気を持っています。
こうして袋にしてもシンプルな中にも力強い仕上がりは、何ともたまらない魅力的を持っています。
 
 
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ちりめん細工・せみ袋
 
この地方でもセミの泣き声が聞こえ始めました。
かつては町の中心部で聞こえるセミの鳴き声は大体3種類位のものでしたが、このところはクマゼミが優勢になって、アブラゼミやニイニイゼミが少なくなってしましました。
少し市街地を離れるとツクツクボウシやヒグラシの声を聞くことも出来ますが、これも昔に比べると随分少なくなったように感じます。
 
ちりめん細工のせみ袋は羽根や胴の部分に変化をつけると、どれだけでも種類を増やすことが出来て、作る人の楽しみを提供してくれる作品の一つです。
 
これからしばらくは、「蝉時雨」で目を覚ますことが多くなりそうです。この蝉時雨という言葉はうるさいほどのセミの鳴き声とは裏腹に、何とも美しい響きを持った言葉ですね。
セミの鳴き声がうるさく感じる時には、「蝉時雨、蝉時雨…..」と唱えてみると、暑さ忘れて気分スッキリということになるかもしれませんよ。
 
 
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ちりめん細工・竹巾着
 
ちりめん細工の中でももっとも地味な作品の一つ。竹というよりは笹の葉の形をした巾着です。
松巾着、梅巾着とともに、三点でお祝い事などの飾りにも使われていたようで、ちりめん細工の中でもかなり格式の高い作品といえそうです。
もちろん単独でもお守りや大切な物を入れるなどして、実際の生活の中でも使われてきました。
 
この巾着の面白いところは、見てお分かりのように微妙に左右対称でないところです。
以前から不思議に思っているところですが、昔に作られた古作の多くも同じように対称でないところを見ると、わざわざ形をゆがませて作ってきたのかもしれません。
 
ちりめん細工の世界はどこかに「一捻り」が加えられている物も多く、強いこだわりを持った人たちが作り始めた形跡が随所に残っています。
 
 
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