ちりめん細工・兜袋
桜の花も散り始めると、もうすぐ端午の節句。
端午の節句のお飾りに欠かせない物の一つは、この兜ではないでしょうか。
兜袋は、私が毎度の下手な講釈を言うまでもなく、武具の兜を模して袋にしたものです。
古来より武家では、甲冑を家の守り神にしていたとも聞きますから、その象徴ともいうべき兜は、特に大切に扱われてきたものと思われます。
江戸時代になって世の中に平和が訪れるとともに、兜もその本来の使命を終えたわけですが、武家の末永い繁栄を祈る飾りにもなっていたようです。
いつの時代も強くたくましい男の子に成長して欲しいと願う親の気持ちが、兜が端午の節句の飾り物に定着した理由なのでしょう。
お子様の健やかな成長をお祈りするとともに、優しくてたくましい子供に育って欲しいと願います。
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館 公式Facebookページ
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館


楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。
ちりめん細工・八重桜袋と蝶袋のつるし飾
一本のつるし飾り、下に置いて撮ってみました。
ソメイヨシノが終わって八重桜の時期になると、蝶々と桜を一緒に見る機会が増えてきます。
自然の中も暖かさが増して、もうやがて汗ばむ日がやって来そうな時期に差し掛かりました。
この八重桜の袋は、松阪ちりめんお細工物の会で考え出した作品で、古典の作品を継承した出来上がりになっています。
ちりめん細工の世界でも、古典を継承した新しい作品が生まれてきていますが、まだまだ決して種類が多いとは言えません。
作品に拘って作っておられる方々にとって、新しい作品を考えて生み出すのは、相当に難しい仕事のようです。
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館 公式Facebookページ
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館


楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。
ちりめん細工・旅茶碗袋
袋の中に抹茶碗、外の竹筒には茶筅と茶杓が入った、お出かけ用の旅茶碗袋です。
お茶をされている方にお聞きしても、ご存じない方のほうが多いので、果たしてお茶の世界に本当にあるものかどうかよく分かりません。
それにしても桜の花びらを模り、温かい春になって野点にでもお出かけの際には、とても季節感とオシャレを楽しめる袋です。
季節感がたっぷり詰まったちりめん細工の作品は、四季折々の表情を楽しませてくれます。
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館 公式Facebookページ
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館


楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。
ちりめん細工・八重桜袋のつるし飾
八重桜の袋を抱き猿と共に、つるし飾にした作品です。
色合いが桜の色の常識から逸脱していますが、この作者の感性には独特の雰囲気があって、真ん中のふ玉と抱き猿の色がかえって桜を強く連想する作品になっています。
この八重桜の袋も古作を参考にしながら、松阪ちりめんお細工物の会で考え出した作品です。
作品の出来栄えの素晴らしさはさて置き、古い鹿の子のちりめんの裂が良くこれだけの量が揃ったものです。
八重桜袋は考えているより沢山の用尺が必要ですから、よくこれだけの量が揃った材料が使えることについても感心しきりです。
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館 公式Facebookページ
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館


楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。
ちりめん細工・桜袋
先週ご紹介したつるし飾にした桜袋です。
一見ごく一般的な古作の桜袋に見えるのですが、花弁の先端にご注目ください。
古作の流れの桜袋も、花弁の先端の丸味と鋭い切れ込みを作るのが大変難しいようで、簡単そうに見える袋も実はきれいに整えるのがたいへんです。
この桜袋は花弁の真ん中で継いで、より先端の切れ込みが鋭くなるよう考えたものです。
細かいところに拘ると次から次へと工夫を重ね、古典を継承した新しい作品が出来上がっていく、実に奥の深い世界です。
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館 公式Facebookページ
ちりめん細工,e-ちりめん優遊館


楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。