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ちりめん細工・押し絵の羽子板
年の瀬になりお正月も近づくと、ついついお正月にちなんだ作品をご紹介したくなります。
この作品は珍しい色の古布の無地ぼかしを使って、材料出来栄えともに素敵な作品です。
やはり羽子板といえばお正月にはつき物のようなものですから、鯛車や小槌などおめでたいものが押し絵で作ってあります。
かつてはお正月の遊具であったものですが、最近では羽子板で遊ぶ子供たちを見かけることもありません。
もっぱらお飾りとして使われているようで、東京浅草浅草寺の羽子板市などで販売されている物も、実用的遊具というより絢爛豪華で室内装飾品としての性格を持っています。
女の子のお守りとして羽子板が厄を跳ね飛ばすということで使われ始め、そしてこれも古来より受け継がれてきた慣習と日本文化の象徴的な遊具兼装飾物ということが出来ます。
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ちりめん細工・鯛車
ちりめん細工の鯛車は、もともと実用的な玩具であったと考えられています。
台車の上には鯛が乗っていますが、犬張子が乗ったものも見かけたことがあります。犬張子車とでも言うのでしょうか。
もともとは実用的玩具としての役割とともに、お子様の健やかな成長を祈る物として、節句のお飾りにも使われています。
昔は「動くおもちゃ」が少なかっただけに、引っ張ると動く鯛車などは、小さな子供の目を引いたに違いありません。
話し変わって、「鯛車焼き」と言うのがあるのをご存知ですか?鯛焼きではありません。
先日たまたまホームページで知って、ちょっと驚きました。
形は鯛焼きに似ていますが、やっぱり世の中には何でもあるのですね。
鯛車は、おめでたいお正月のお飾りなどにもピッタリです。
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ちりめん細工・飾り枡
五合枡におめでたい松竹梅の文様で押絵をした、お飾用の枡です。
内側に鶴亀、高砂、宝袋などなど、お正月向きのおめでたい作品を入れたり、お子さんの節句に因んだ飾りを入れたりすると、お祝いの作品を飾る万能の飾り箱に早変わり。
とにかく工夫で色々使える枡の箱は、おめでたい時に重宝しそうな作品です。
使い方の工夫も併せて考えて作るのも、ちりめん細工の醍醐味ではないでしょうか。
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ちりめん細工・白鳥袋
冬になるとシベリアあたりからやって来た白鳥が、凍てつくような北の湖で越冬する姿は、実に美しいものです。
この作品はアンデルセンの「みにくいアヒルの子」からヒントを得たものです。
アヒルのひなに混じった白鳥のひなは、余りにも違う姿にいじめられてしまいますが、成長になって自分が美しい白鳥であったと気付いた時には、どんな気持だったでしょうか。
人や物は外見だけで見てはならない、そんなことを作者は伝えたかったのだと思います。
それにしても実に美しい姿の、創作白鳥袋が出来上がったものです。
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ちりめん細工・松かさ袋
「まつかさ」(まつぼっくり、松ぼくり)を模した作品です。古作にも多く見受けることができます。
まつかさの鱗片を四角形で作り、下向きに下がる三角のヒダの部分を鱗片の先端に見立てた姿は、開いた状態のまつかさの特徴を実にうまく捉えています。
いつも申しあげているように、ちりめん細工古作を最初に考え出した人は、その観察力と作品に写すアイデアを見事にマッチさせています。
一つの作品を作り出すことは私が考えている以上に、物を見る目から始まって、それをいかにうまく作品に取り入れるかという智恵と技術が必要で、たいへんな作業の課程を経ることが必要なのかもしれません。
大きさも大小まちまちで実用、お飾りにもぴったり。派手な色合いからシックな彩のものまで、見た目も楽しませてくれる松かさ袋です。
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