ちりめん細工の糸巻き人形です。

糸巻き人形
「糸巻き人形」はうちのお店でつけた名前。
糸巻きを持っているので、糸巻き人形です。(当たり前ですね)
どうして糸巻きなのでしょう?
お子様が「お裁縫上手になりますように」との願いをこめています。
お裁縫のお稽古が昔ほどポピュラーでなくなった今の時代、このお人形を見て、「わたしもお裁縫がしたい」というお子様が一人でも多くいらっしゃればいいですね。

とてもかわいいでしょう。
ちょこんとした瞳。
恥ずかしそうに「ぼっ」と紅潮したほほ。
お人形の顔にはそれぞれの持つ表情があります。
顔だけ見ていても本当に楽しくなりますね。
こんなかわいらしい作品がいっぱいのホームページも、ぜひたずねてみてください。
ちりめん細工・e-ちりめん優遊館
松阪ちりめんお細工物の会

ちりめん細工・掻巻き(かいまき)人形袋
ちりめん細工の掻巻き(かいまき)人形袋です。
めっきり冷え込んでくると、見ているほうまで暖かくなりそうですね。
古作の中でも人気が高い作品です。
掻巻きの中からちょこんと顔を出した、かわいい表情としぐさがなんとも愛くるしいですね。
うしろが見えませんが、ちゃんと袋になっていて、昔のお嬢様はきっと大切な物をしまっていたに違いありません。
掻巻きってご存知ですか?
掻巻とは袖のついた寝具のことで、綿入れの一種です。
小さいころにどこかのお宅で見たことがありますが、残念ながら私は使ったことがありません。
袖に手を入れることができ、肩まですっぽりかぶるので、とても暖かいようです。

これは顔の部分。
目の表情もさることながら、ちょこんと見える手がとてもかわいいと思いませんか。

ちりめん細工・創作編みかご袋
秋の実り感じる創作の編みかご袋です
高さ20センチあまりの創作です。
作者は秋の彩り、実りをイメージして製作したものだと思います。
渋いグレーの土台の上でちょっとした色合いが、秋の深まりを感じさせてくれる逸品ですね。
かなり思い切った作風ですが、古典的手法を継承しつつも、今の時代の感性がうまく調和して、見事に今の季節を表現していただきました。

今日は雲ひとつ無い秋晴れ。
店の庭には、名前の分からない木の実がたくさんあります。
これは最も代表的なもの。
真っ青な秋空が背景にあって、とてもきれいです。
お店の庭はひとりばえの「実のなる木」で一杯です。
もともと「モチノキ」を植えたのがきっかけで、実がなるとヒヨドリがやってきて実を食べ、そして「う○こ」をしていくと、その後にはあちこちから集めてきた色々な木が芽吹きます。
その結果あと5年もすると、春には花見もできるような桜の木まで成長し始めました。

ちりめん細工・はと袋
ちりめん細工のはと袋です。
10センチにも満たない大きさのはと袋は、やはり大切な物を入れる袋になっています。
秋の深まりとともに紅葉の季節になると、はとの羽根も色づいてくるのでしょうか。
まさか!そんなことはありませんが、世界中を探せばこんなはとの仲間もいるかもしれませんね。
でも燃えるような紅葉の色のなかにいるはとは、こんな派手な色の羽を持っていても、ちっとも不思議ではないと思いませんか?
このように自由な空想の世界であそべるのも、ちりめん細工ならではの楽しみかもしれません。
朝夕はめっきり寒い日が増えてきました。
かぜなどひかないように、注意してくださいね。

笛吹き童子
笛吹き童子の季節がやってきました。
さすがに9月も終わりになると、特に朝夕はめっきり涼しくなってきました。
これから木枯らしの吹く季節までは、「笛吹き童子」の出番です。
夕刻、あたりがめっきり暗くなってくると、笛吹き童子は街に現れます。
そして深夜まで・・・
ぴーひゃら、ピーヒャラ・・・
と、悲しげな音色で笛を吹きます。
皆さんも街に出ると笛の音が聞こえてくるかも知れませんよ。

この笛吹き童子は笛の音色を聞いていると、いかにもさみしそうです。
でもこのきりりとした顔は、さみしそうな中にも性根のすわった表情を見ることができます。
街で笛の音を聞いたら是非教えてくださいね。
この文章は、あくまで管理人の空想の世界です。