
ちりめん細工・梅袋
日本各地から梅の開花が伝わってきます。梅は浅春のシンボルですね。
これはちりめん細工の梅袋。直径12?ほどの大きさで、ちりめん細工作品の中では初級の代表作です。
しかし、初級の作品といえども決してあなどってはいけません。
よぉ?く見てください。
花弁の美しいカーブ、丸み。
そして隠れたところにも基本中の基本が凝縮されています。
このようにフォルムの美しさと立体感を調和させるには、かなりの技術が必要です。
この美しいフォルムを作り出すには、古布ちりめんとその風合いに見合った材料も必要。
そこでオリジナルの無地ちりめんをつくって、古布との取り合わせに最適な風合いの材料を提供しています。
多くのちりめん細工関係書籍には、梅袋のつくりかたも紹介されています。
さぁ、皆さんも挑戦してみては・・・!
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:3月1日(土)→9日(日) 10:00→18:00
□場所:松阪市湊町196 優遊館きもの大藤
※3月6日(木)は休まず営業
http://www.e-chirimen.com/
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

立春ももうすぐ。ひな祭りの話題が全国各地から聞こえてきます。
今回ご紹介するのは、2006年「松阪ちりめんお細工物の会」作品展に発表されたお雛さま。
上の写真をご覧になった限りでは、お雛さまとお内裏様が仲良く並んだ普通のお雛さま。

ところがこうして接近してみると、超豪華、絢爛たるお雛様です。
すごいでしょう。この迫力。
お顔の大きさは小指ほどですが、その装束の大きさは30?ほど。
そして豪華絢爛だけではなく、お雛様のえり元など、お顔から装束に至るまでの細かな作業の細やかな美しさ。
なんとも素晴らしいちりめん細工のお雛様の傑作です。

余りにも素敵なので、もう1つ写真を追加します。
恐れ多くも上のほうから撮影させていただきました。
お雛様には急遽お出ましいただきましたために、おぐしが少々乱れ気味でございます。
大変失礼をいたしました。
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:3月1日(土)→9日(日) 10:00→18:00
□場所:松阪市湊町196 優遊館きもの大藤
※3月6日(木)は休まず営業
http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/
昨年の作品展の様子
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ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。

ちりめん細工・桃袋
高さ8cmほどのちりめん細工の桃袋です。
桃は梅に比べて木の数が少ないのか、余り見かけませんが、濃い桃色の花は寒い冬にはひときわ鮮やかな印象を与えてくれます。
お正月を過ぎ新春を迎えると、もうあっという間に桃の節句(雛まつり)がやってきます。
同じくらいの時期に咲くのに、なぜ桃の節句があって、梅の節句にはならなかったのでしょうか。
本日のお勉強です。
『桃李不言、下自成蹊』
ご存知の方も多いと思いますが、中国の有名な書物「史記」の中の司馬遷の漢文です。
読みは「トウリ モノイワザレド シタ オノズカラ コミチヲナス」
「桃やすももは何も言わないが、美しい花やおいしい実があるため、自然と人々が集まるので、その下には、おのずから小道ができる」という意味です。
転じて、「人望がある人のところには、派手に宣伝したり、特別な策を弄さなくても、自然と人々が集まってきて尊敬を集めるという意味」だと習いました。(高校時代の漢文の授業)
うちのお店もこのようにならなければ・・・。
管理人はひたすら願いつつ、謙虚に謙虚に働くのであります。
「おじさぁ?ん。桃とスモモはどこが違うのぉ??」
「エッ!あのぉぉぉぉ・・・・」(汗)
今度調べておきます。
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ちりめん細工の羽子板(はご板)です。

ちりめん細工・羽子板
お正月も近づいてきました。
高さが20センチほどの、ご存知羽子板です。
この羽子板はその気になればちゃんと羽根もつける本物です。
木製の羽子板にちりめんで押し絵をして作ってあります。
絵柄もお正月にぴったりの「松竹梅」。
おめでたい柄です。
その昔は、お正月になると羽根つきをして遊んでいる子供たちを見かけましたが、最近ではそんな姿も見かけません。
この機会に羽根つきなどもいかがですか?
この押し絵の羽子板は、お正月飾りにはぴったりですね。

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松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。

ちりめん細工・春駒
ちりめん細工の春駒です。
ちりめん細工の春駒ですが、正確には「春駒袋」と呼んだほうがいいようです。
下の部分が袋になっていて、ちゃんと小さな物が入るようになっています。
ちりめん細工の古作の中でも、具象的なおうまさんの顔そのもので、きりりと引き締まったとても若々しい馬の顔が印象的です。
新春が近くなるとこのような作品を紹介したくなりますね。
さて、「春駒」とは何でしょう。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、鹿児島県の郷土菓子との解説が書かれています。
また春駒という神事にかかわりの深い、郷土芸能が全国あちこちに多いこともよく知られています。
しかしこのちりめん細工の春駒は、若々しくてすがすがしい目の子馬、との意味合いで理解したほうがよさそうです。
(写真は昨年の「松阪ちりめんお細工物の会」作品展より)
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