
ちりめん細工・お猿っ子
何やら昔お祭りなどで見かけた、「猿回し」のお猿を思い出す作品です。
でもちゃんとした猿回しのお猿さんは、きちんと烏帽子をかぶっていましたよね。
また三河万歳という郷土芸能がありますが、その装束にも似たところがあります。
お猿っ子を考えた昔の人は、きっと猿回しや三河万歳を思い浮かべて、作ったのではないでしょうか。
と、勝手に想像してしまいます。
この作品の「はんこ」を取ると、よく見かける「さるぼぼ」と言われる、五匹の猿がぶら下がったもののボディーにそっくりです。
手足を縫い合わせると、「さるぼぼ」のお猿さんに近い形になります。
もちろん1枚の布を縫い合わせてつくられています。
このボディーの形は他にも応用範囲が広く、以前にもブログでご紹介した「笛吹き童子」も、同じようなボディー構造になっていると言うことです。
ちりめん細工はたいへん奥が深いと思いますが、共通した基本と言うのも大事なのですね。
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楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。

ちりめん細工・うさぎ人形
ちりめん細工の動物の中でも、最も人気が高いのがこのうさぎ人形。
中秋の名月が近づいて、お月見の時期になると出番がやってきます。
やっぱり「月にうさぎ」は付き物のようで、いつまでたってもうさぎの餅つきの話は忘れません。
お月様ではうさぎがお餅をついているなどと、本当のように思っていたころは、何やら夢があってよかったですね。
このお人形の顔もボディーも、すべて綿を入れてつくったもの。
綿の詰め方と縫い合わせの具合で、色々と表情を変えるのも、またちりめん細工制作の醍醐味なのかもしれません。
以前のブログでも、ペアでお月見の雰囲気をかもし出した作品をご紹介していますので、そちらもご覧ください。
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ちりめん細工・花手まり
この花手まりは直径が約13cm。紐と房が長いので、結構大きく見えます。
つるし飾りと同じように、節句のお飾りなどに使われたものと考えています。
花手まりをつくるには、紐をグルグル巻いて球状にし、紙を貼って形を整えた上で、つまみ細工の花をあしらうのだそうです。
このつまみ細工の花はいったいいくつあると思いますか?

この大きさでは、何と60?70個もの花が必要だということです。
気が遠くなりますね。
三色の花びらの濃淡がとてもきれいな作品です。
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ちりめん細工・七宝手まり
このところの長雨で、少しばかり涼しさが戻ってきました。
皆様そろそろちりめん細工制作の本格的季節の到来ですね。
今回ご紹介する作品は、七宝てまりです。
ちりめん細工の書籍でもずいぶん紹介されています。
これもどうやってつくるのか不思議でしたが、中心に向かって、12個のパーツをつなぎ合わせてつくるのだそうです。
七宝は、「しっぽう」あるいは「しちほう」とも読むそうで、どうも仏教と縁のある言葉だということです。
私の秘密の辞書によると、七種(ななくさ)の宝のことで、七珍ともいうそうです。
一部の仏教経典でその七つとは、金、銀、瑠璃(るり)、玻璃(はり)、シャコ、珊瑚(さんご)、瑪瑙(めのう)の7種と記載されています。
また日本古来からの伝統文様には、七宝繋ぎ(しっぽうつなぎ)という文様があることをご存知の方も多いと思います。
七宝手まりはこの文様から考え出されたと言う方もいらっしゃいますが、私には七宝繋ぎ文様が先にあったのか、七宝手まりが先かはよく分かりません。
いずれにしても最初に七宝手まりを考えてつくった人の頭脳には、頭が下がるばかりで、私の単純な脳みそではとても考えることが出来ません。~(涙)~
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ちりめん細工・かごめ(籠目)袋
ちりめん細工のかごめ袋は、直径10cm弱の大きさです。
編み目が六角形になった竹かごと同じように、六角形の布をつなぎ合わせてつくられたので、かごめ袋という名前が付けられたものと思います。
こういった幾何学文様の布を組み合わせた作品を見るたびに、いったいどうやってつなぎ合わせてあるのか?全く不思議でなりません。
もともと数学、特に幾何学はきわめて苦手としておりますが、そんなことに拘わらず理解が出来ません。難しい!
それよりもっと難しいのがこの唄。(地方によって歌詞に違いがあるそうです。)
♪かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる
夜明けの晩に 鶴と亀と滑った 後ろの正面だあれ?♪
最近この唄をうたって遊ぶ子供たちも見かけません。
この唄の意味、いまだによくわかりません。
何気なく唄って遊んでいましたが、考えれば考えるほど歌詞の意味が分からなくなってしまいます。
どなたか教えていただけないものでしょうか。
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