
縮緬細工・羽子板
お正月も近くなってくると、このような作品が目に留まるようになってきます。
今年の松阪縮緬お細工物の会作品展(クリック)に出品された、押し絵でつくったちりめん細工の羽子板です。
この作品は出来ばえもさることながら、羽子板の台の上に貼ったぼかしの江戸ちりめんが何とも素敵で、作品の雰囲気をおおいに盛り上げています。
ちりめん細工は技術もさることながら、彩り、生地の取り合わせ方など、三拍子揃っていい作品ができると言う人もいらっしゃいます。
確かにその通りかもしれません。
最近では羽子板も本来の遊び道具という役割を離れて、お飾りの性格が強くなっています。
絢爛豪華なものもいいのですが、しっとりと落ち着いた雰囲気で、彩が冴えるものもまたいいものですね。
もうすぐお正月。
皆様方もお正月の準備は万端でしょうか?
おからだに気をつけて、お励みください。
http://www.e-chirimen.com/
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。

ちりめん細工・干支 丑
いよいよ師走。もうすぐお正月ですね。
来年(平成21年)の干支・「丑」のちりめん細工オリジナル作品です。
毎年12月のお稽古には、全員でこの丑をつくることになっています。
この丑のお顔は綿を詰めて作ったようですが、その表情(凹凸)は糸で引っ張って作ってあるそうです。
講釈しか言えない私には、どうやって作るのかよく分かりませんが、本当にうまく作ってあるものですね。
丑のお顔を拝見していると、昔くさい感じでもなく、かといって今風のポップ調でもない、今昔が入り混じったいいお顔をしていると思うのですが・・・。
ところで皆さん、干支の順番はどうして決まったか知っていますか?
むかぁ?し昔、中国のお役所で干支の順番を決める時に、最初に並んだのが牛さんで、次がネズミさんだったそうです。
でもお役所の門が開いたとたん、牛の肩に乗っていたネズミが飛び降りて結局一番乗り。それで最初が子、次が丑になったということですが・・・。
「ちょっと、ちょっとオジサァ?ン!それってテレビの見すぎじゃない。」
失礼しました。(涙)~
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ちりめん細工・きつね(狐)袋
ちょっと見ただけでも、きつねそのもの。
見事にきつねの顔の特徴をとらえた作品です。
きつねさん、人間との関係で言えばあまり好かれている印象はありませんが、よぉ?く考えるとそうでもないようです。
まずは「きつねうどん」。単純には油揚げののったうどんですが、なぜそう呼ばれるのでしょう。
油揚げはきつねさんの大好物と言うことのようですが、私にはきつねと油揚げの関係がよく分かりません。
ご存知の方があれば、是非教えてください。
次にきつねという言葉は直接出てきませんが、お稲荷さんがあります。
稲荷神を祀る神社ですが、稲荷神社の前には狛犬のかわりに、宝玉をくわえたきつねが置かれています。
これは少し知っていて、このきつねは白狐(びゃっこ)です。
日本書紀にも記されているように、日本武尊命を助ける白狐のお話とおおいに関係があります。
きつねは稲荷神の使いと言うことのようです。
さらには稲荷寿司。
これまたきつねの大好物と言うことで、稲荷神には油揚げがお供えされます。
ここから油揚げを使った料理を、稲荷と称するようになったとのことです。
きつねとつく言葉は沢山あります。
「きつねにつままれる」、きつね色、狐の嫁入り等々、結構我々人間様の生活と係わるものも多いですね。
そんなに嫌われいる動物でもなさそうです。
ところであなたは「狐顔」?それとも「狸顔」?
きょうはとりとめのない話になりました。
失礼。
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ちりめん細工・鶴亀袋
ちりめん細工の作品には、花や節句のような季節を象徴するものや、お祝い、願いを込めた作品が数多く見られます。
この鶴亀袋も、昔から「鶴は千年、亀は万年」と言われているように、長寿の願いと健康を祈りながらつくられた、おめでたい作品と言うことができます。
人類は洋の東西を問わず、時の権力者たちは不老長寿の薬を求めたり、死後の世界からよみがえる事を願って、色々な象徴を作ってきました。
たとえばエジプトのピラミッドなどはそのいい例です。
鶴と亀は、日本版不老長寿の願いの象徴かもしれません。
皆様方もこの袋をつくってみれば、きっと元気で長生き出来るかもしれませんよ。
それにしても私が千年万年も生きたら、一体どんな姿になっているのでしょうか。
もしかしてしわくちゃだらけの、干からびたおじいさんになっているのでは・・・。
やっぱり百年も生きたら十分と言うことにしておきます。~(笑)~
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縮緬細工・熊手
この作品は「和布クラフト」創刊号(パッチワーク通信社)にも紹介されています。
高さが30cmほどもある、大きくて豪華絢爛な作品です。
毎年11月の酉の日になると、各地の神社で行われる祭礼には、門前に立つ酉の市ではこの熊手が縁起物として売られているところも多いと思います。
特に関東の地には多いと聞きます。
そしてお正月の初詣の縁起飾りとしても、お目にかかることが多いですね。
さすがに年の瀬も迫ってくると、誰しも来る年の繁栄、平穏無事をひたすら祈りたいものです。
縁起物としての招き猫、福助や鯛、そして小判に打出の小槌に始まって、「大入り」の看板もあるぞ!
やっぱりこの時期、ふところが暖かいほうがいいですものね。
そんな願いがいっぱい詰まった熊手です。
昨年もちりめん細工の熊手をご紹介しています。熊手の講釈はこちらからご覧ください。
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