
うさぎ人形
毎年この時期になると、なぜかお月見のこと思い出すのです。
やはり中秋の名月という言葉とともに、秋の訪れを感じさせてくれるからなのでしょう。
陰暦の8月15日の月(満月)を「中秋の名月」と呼んでいますが、今年この日に当たるのは10月3日。
うさぎさんのお餅つきが、くっきりきれいに見れることを楽しみにしています。
そこで「松阪ちりめんお細工物の会」の、7年生の今月のお稽古はこのうさぎ人形。
やはり季節感も加味しながら、お稽古の作品も決めているようです。
ところでこのうさぎ人形は、ちりめん細工作品の中でも最も人気の高いものの一つ。
実はこのブログでも、ほかに二つの作品をご紹介していますが、この時期になると、毎日たくさんの人にご覧いただいています。
以前にご紹介した作品もぜひご覧ください。
ここをクリック。
その1
その2
http://www.e-chirimen.com/
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。

ちりめん細工・ねじり袋
直径が10cmにも満たない大きさの、ねじり袋です。
「松阪ちりめんお細工物の会」の教室では、2年目の10月のお稽古に組み入れてある作品です。
たぶん古作だと思いますが、なぜねじり袋という名前がついたのか、私にもよくわかりません。
しかし眺めていると、なんとなくねじれて見えて、こんな名前がついても不思議ではありません。
私には簡単に作れそうに見えますが、実際には組み立てが大変なようで、2年目のお稽古作品になっているとのことです。
何事もしかりですが、見た目だけで判断してはいけませんね。
下手な講釈ばかり言っている人間には、実際作る人の苦労などわかりませんから、何事もご勘弁ください。
そろそろ本格的な秋の気配も感じられ、ちりめん細工には絶好の季節と相成ってまいりました。
皆様方も制作にお励みください。
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ちりめん細工・創作巾着
高さが8cmほどの小さな袋です。
古い紋付の家紋をうまく生かした作品で、下の部分が編み籠のようになっています。
家紋をうまく使って、すこし重厚さを表現していますが、加えて紐結びも凝っていて、これもまた重みを出す一つの要素かもしれません。
紐結びにもいろいろな結び方があって、用途にしたがって工夫をすると、それぞれが引き立ち、いい雰囲気がかもし出されるものですね。
ちなみにこの家紋は、「三つ割梅鉢」ですが、きものの世界にいても見かけることが少ない、どちらかというと珍しい部類の家紋です。
特に目立つ作品ではありませんが、色彩の調和や家紋と紐結び、そして下の編み籠の部分がなにやらうまく調和して、素敵な作品になっているのではないでしょうか。
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ちりめん細工・胡蝶巾着
蝶々のかたちをモチーフにした巾着です。
巾着は、小物や手回り品を収納して持ち歩くための袋の総称。
このところご紹介している厚みのない巾着は、実用の小物入れというより、お守り袋やにおい袋を入れて使っていたもののようです。
また単純に「飾り物」として理解してもいいのかもしれません。
前々から気になっていたのですが、なぜ蝶巾着もしくは蝶々巾着といわずに、胡蝶巾着と称するのか。
ちりめん細工の作品には、より具象的な形をした「蝶袋」が存在します。
蝶もしくは蝶々と、胡蝶は同義語なのでしょうか。
この私は、結構どうでもよさそうなことにこだわるのですが、どうも釈然としませんので、いろいろと物知りに聞いてみました。
胡蝶とは「胡の国の蝶」の意味であって、胡の国とは紀元前中国北方の国(現在の中国内モンゴル)のことであるとのこと。
そうしてみると、胡の国の蝶は、わが国の蝶とは姿形も違っていたのかもしれません。
ところでこの「胡」という漢字のつく名詞は、意外にたくさんあって、今思いついたものをあげてみると・・・・。
胡瓜、胡麻、胡椒、胡弓などなど、結構原産地を想像させるような名前が、次々に出てきます。
なかには胡散臭い(うさんくさい)などという言葉も、IMEでちゃんと変換されてくるところを見ると、胡の国とかかわりがあるのかどうか、興味は尽きません。
毎度のごとく横道にそれましたが、皆さんもぜひ一度調べてみてください。
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ちりめん細工・茶壷巾着
茶壷の形を模した巾着です。
古作にも見ることのできる作品ですが、それぞれ形が少しづつ変わっています。
想像ですが、茶壷を見る人の見方や、あるいは日ごろ見ている茶壷の形によって、いろいろな形の茶壷巾着があるようです。
昔の時代から、同じようなものを作るにしても、考えた女性たちの感覚やものの見方によって、かなり違った作品が作られているのですね。
これぞちりめん細工オリジナル作品の原点、ともいうべきでしょうか。
ところで最近では茶壷というものが一般的でなくなりましたが、ついつい「ずいずいずっころばし」という童謡を思い出してしまいます。
この中に“ちゃつぼに おわれて トッピンシャン”という一節があります。
どうして茶壷に追われるのか、またトッピンシャンとはいったい何なのか、かねてより不思議に思っていました。
この際お勉強しておこうと思って、ネットで検索してみました。
驚きました。
この歌の隠された意味や、背景にある謎解きを研究されている方が、びっくりするほどたくさんいらっしゃいます。
自説、他説を含めて諸説紛々。
楽しいですよ。
お時間をもてあまされたときに、ぜひ”ずいずいずっころばし”で検索してみてください。
またまた横道にそれましたが、巾着は大切なものを入れる袋。
皆さんもぜひ作って、お手元においてくださいね。
きっとお金持ちになれますよ。
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