
ちりめん細工・組木袋
正方形の部分が細い布で組み合わされ、それをつなぎ合わせて作られた作品です。
古作の中で見たような気もするのですが、この作品は書籍でも紹介されているということです。
見た目はどちらかと言うと地味な作品ですが、じっくり拝見しているとなかなか趣があります。
四角につなぎ合わせた部分は、パッチワークの作品でも見たようなことがあります。
同じような手法であれば、洋の東西と問わず、造詣に対する考え方には、おおいに共通点があると言うことになりますね。
考え出された人のご苦労はたいへんなものであったと想像できるのですが、眺めていたり講釈を言っている人間は、まったく気楽なものです。
根気と時間がかかる仕事だと言うことは、重々承知しているのですが…..。
それにしてもたくさんの作品を拝見できることは、まことに幸せで感謝の念でいっぱいです。
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楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
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縮緬細工・熊手(くまで)
熊手といえば、東京浅草酉の市の縁起物。
そして今、二の酉の期間中とあって、浅草は普段にもまして賑わっていることと思います。
さて熊手はもともと農作業に使う道具だということで、穀物などを「掻きこむ」、「はき込む」ための道具ですが、その言葉の意味を縁起物に託したのだそうです。
もともとは酉の市で売られているような絢爛豪華なものではなく、熊手にお札が付いた「お守り」のようなものであったとのこと。
それにしても酉の市で見る熊手は、まあこれだけ縁起物や福を呼び込むと言われるものを、山盛りに取り付けたものと感心します。
いつの時代にも、人は縁起の良いものや福をもたらすものへの関心は、おおいに喜ばれるものに集まっていることに間違いはありません。
話は変わってこの「熊手」、地方によっては「さらい」とも呼びます。
三重松阪でも多くの人は、熊手とは言わずさらいと呼びます。
「さらい」の意味合いは、穀物や落ち葉を一度にさらう(はき込む、掻きこむ)道具と言うことですが、面白いのは呼び名が違ってもその役割の意味は同じと言うこと。
形状と役割が同じでその呼び名が地方によって違うと言うのは、まったく不思議なことだとは思いませんか?
形状からすると「熊手」という名称もうなずけるのですが、役割からすると、「さらい」のほうが何やらしっくりいくと思うのですが…..。
熊手を研究されていらっしゃる方で、ご存知の方がありましたら、是非にご教授をお願いいたします。
この作品は「和布クラフト」創刊号(パッチワーク通信社)にも紹介されています。
今までにも二つの熊手をご紹介していますので、下をクリックしてぜひご覧ください。
その1
その2
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這い子人形袋
ちりめん細工の這い子には、大きく分けると三つのパターンがあるようです。
そのうちの二つはこの写真にある、上が袋になっているものです。
何度もご紹介している作品ですが、実のところかなり好きな作品なのです。
と言うのも、やっぱりかわいらしいんですね。
顔の表情やちょっと首をかしげている角度などは、前から後ろから眺めていても、ちっとも見飽きません。
いろいろな這い子を拝見する機会に恵まれてきましたが、少しばかりやんちゃな子供のしぐさや、楽しそうな表情が何とも面白い。
そして千差万別の顔の表情には、気持ちがなごむ雰囲気をたたえています。
袋になっていないものは、以前にもご紹介していますので、こちらをご覧ください。
こういったかわいらしい作品は、本当に楽しいですね。
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ちりめん細工・青海波袋
私でも見ればわかる、青海波の文様につなぎ合わせた小さな袋です。
もっともいつもの通り、どやって作っていくのか、残念ながらさっぱりわかりません。
頭が硬いせいもあって、最後のつじつまがどうやって合って、丸い袋に出来上がるかがわからないのであります。
それにしても色々な文様、かたちを組み合わせた袋物を、最初に考えた人の頭脳には、まったく驚き入るばかりです。
ちりめん細工の古作はすごく奥深い世界で、色々な古作を見るたびに改めて新鮮さと感動を覚えるのです。
先達の偉業のおかげで、いまこうしてちりめん細工を堪能できることに、心より感謝の意ををささげます。
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ちりめん細工・押し絵の小箱(もみじ)
黒地のちりめんでつくった、小さな押し絵の小箱です。
以前にも金魚の押し絵をした小箱をご紹介していますのでご覧ください。
ふたの部分は今の時期にピッタリの、もみじの押し絵がしてあります。
暗い背景に紅葉が映える様は、紅葉名所の景色を彷彿とさせてくれます。
ちりめん細工の作品には、季節感の強いものが多くあることは、再三ご紹介していますが、四季折々に代わる代わる飾り物や持ち物に使うと、最高のおしゃれですよね。
日本国中そろそろ紅葉の季節。
あなたも紅葉の季節にピッタリの作品をつくってみては。
作品に綿くずがついたまま撮影し、まったく気が付きませんでした。
申し訳ないことをしてしまいました。
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