
ちりめん細工・唐人人形
高さが10cmもない縮緬細工の唐人を模したお人形です。
ちりめん細工は江戸時代後期にかけて、その原型が形作られてきたと言われています。
一般的に「南蛮人」と言われているのは、ヨーロッパ人、東南アジア人、そして中国人の総称です。
わが国で南蛮人といわれる外国人を一般的に目にし始めたのは、安土桃山時代前後の「南蛮屏風」に描かれたその姿であったと思われます。
そして実際の南蛮人を始めて見た日本人が何よりも驚いたのは、その顔立ちや見たこともない衣装だったに違いありません。
おそらく唐人をお人形にしようと考えた人は、よほど強烈な印象を持ち、それを人形に映したのだと思います。
ちりめん細工の原型が形成されていく過程には、当時の日本の時代背景や世相がおおきく反映されているのです。
中国の人の顔立ちや衣装の特徴がうまく捉えられ、愛嬌たっぷりのお人形に仕上がっていますね。
作品を拝見しながら色々なことを考えるのも、実に楽しいものです。
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:3月6日(土)→3月14日(日) 10:00→18:00
□場所:松阪市湊町196 優遊館きもの大藤
期間中半日体験コーナーを毎日開催。お早めにお申し込みください。
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※3月11日(木)は休まず営業
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松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。
http://e-chirimen.com/
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
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ちりめん細工・手毬のつるし飾り(つるし雛)
手毬を使ったつるし飾りです。
少し拡大してみましょう。

手毬のほかに椿袋なども下がっています。
つり雛、つるし雛、雛のつるし飾り、下げもん等々全国的にもいろいろな呼び名がありますが、私どもではこのような飾りを総称して、「つるし飾り(輪下げ)」と呼んでいます。
「つるし飾りには何をつるすの?」という質問をよく頂戴します。
古作を拝見していると特に決まったものはないようで、たとえば節句の飾り物にはその季節に合った花などが使われていたりします。
お雛様の脇飾りを目的に作られたものには、魔よけ、厄除けに加えて、お子様の健やかな成長と長寿を願う玩具や遊具などが使われているようです。
そしてつるす作品の数ですが、これもさまざまな説やいわれがあるのですが、松阪ちりめんお細工物の会では50個を基本にしています。
人生五十年と言われた時代に、人並みに長寿であって欲しいと願う気持ちが込められているのです。
いずれにしてもこのつるし飾りは、なにやら心を魅了するものが備わっていますね。
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:3月6日(土)→3月14日(日) 10:00→18:00
□場所:松阪市湊町196 優遊館きもの大藤
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ちりめん細工・お雛様のお道具(七宝手まり)
これはお雛様のお道具というより、お飾りと言ったほうがいいかもしれません。
定番左近の桜と右近の橘をイメージした、直径5cmにも満たない七宝手鞠のつるし飾りです。
そして七宝手毬の中や紐には、桜と橘の花もあしらわれています。
現代の雛飾りは、飾るお人形や調度が”定番化”していますが、その定番にいたる長い年月の過程では、流行の玩具やその地方の郷土玩具なども一緒に飾られていた時代もあったといわれています。
ずいぶん昔の写真には、何とフランス人形まで一緒に飾ってあるひな飾りまで見かけたことがありますから、思い出の品やお子様の健やかな成長を願うためのものは、まあ何でもよしと言うことなのでしょう。
たとえばちりめん細工で言えば、飾り物として犬張子、這子(”ほうこ”とも読みます)などの厄除け祓い物がそれにあたります。
この七宝手毬のつるし飾りも、お雛様のお飾りにはピッタリではないでしょうか。
それにしてもこんなに小さなものを作るには、根気と時間がいりそうですが、忍耐こそがちりめん細工の世界なのかもしれません。
根気もない忍耐もできない私には、とてもとても…..、遠ぉ?い世界の出来事です。
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ちりめん細工・菱餅袋
高さが8cmほどの菱餅を模した袋です。
菱餅と言えば雛祭りの雛人形の飾りになくてはならない、「つき物」の一つです。
ちりめん細工の世界でも、お雛様にこの菱餅袋や犬筥(いぬばこ)などを一緒に飾れば、立派な雛飾りができてしまいます。
菱餅の飾りやこれを模したお菓子などは、三色で彩られていますが、この色の取り合わせにもいわれがあるようです。
何かで読んだ記憶がありますが、「寒い冬の雪の下には緑の蓬(よもぎ)の新芽が芽吹き、暖かい春を迎えて桃の花が咲いている」との意味合いだそうです。
白は雪、緑は蓬の新芽、そして赤(ピンク)は桃の花を意味するものだったのですね。
そしてさらには、赤は魔よけ、白は長寿子孫繁栄、緑は健康活力を表すという説もあります。
やはりお飾りの中にも、お子様の健康と健やかな成長を願う祈りがこめられているのです。
この菱餅、袋になっているところを見ると、中にお干菓子でも入れるのでしょうか。
内緒でそっと袋を開けてお干菓子でも食べている姿は、何となくほほえましいですね。
それもお嬢ちゃまではなく、おばあちゃまやお母様だったりして…..。
この作品は、「暮らしの手作り・ちりめんの小物」(パッチワーク通信社・平成15年3月20日発刊)で紹介されています。
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ちりめん細工・お雛様
新春を迎えると、ちりめん細工の世界でも、もう桃の節句の準備が始まります。
このおひなさまは10cmにも満たない高さで、ほんとうに小さなものなのですが、かなり高貴な雰囲気が漂い、お部屋に飾ってもけっこうな存在感を持っています。
いつものとおり私にはどうやってつくるのか良くわかりません。
でもそう簡単につくることができそうにないことだけは確かです。
一つの新しい作品が出来上がるまでの過程を拝見していると、実はつくる事以上に姿形を考え出すことのほうが、よりたいへんなこともわかっています。
「生みの苦しみ」という言葉が、まさに実感として伝わってきて、新しい作品を生み出すエネルギーは並たいていのものではありません。
それはさておき、少し近づいて拝見してみましょう。

お雛様
優雅で気品が漂うお雛様です。

お内裏様
高貴な姿の中に、気品あふれるお内裏様です。
ひな祭りが近づいてくると、世のおばあちゃま方はたいへんです。
初節句を迎えるかわいいお孫様のお飾りに、どんなお雛様を買ってあげようかと、思案もまた楽しみの一つの時期でもありますね。
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