
縮緬細工・お花見風景
ちょっと以前の作品ですが、今の季節にピッタリなのでご紹介します。
2006年の松阪ちりめんお細工物の会作品展の合作です。
暖かい春を迎えて、桜の下で楽しそうなお花見が繰り広げられています。
子供たちの生き生きした姿や表情をご覧ください。
もっともお花見を楽しんでいるのか、ご馳走やらお菓子を食べて満足しているのかはよく分かりませんが。
中にはおなかが一杯になって、ちょっと眠そうな子もいます。

お花見風景
「鯛焼き買ってほしいなぁ…..。」
お祭や縁日では良く見かけるシーンです。
鯛焼き屋のオジサンは、タバコをくわえていばっています。

お花見風景
団子鼻のお兄さんは「桜がきれいだぞ」と言っているのに、妹は買ってもらったうさぎのお面に夢中で知らん顔。
こういった作品は顔の表情やしぐさを見ていると、見飽きることがなくほんとうに楽しいものです。

http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/
「松阪ちりめんお細工物の会」作品展には、ご遠方からもたくさんのご来場をいただき、まことにありがとうございました。
会員一同心よりお礼を申し上げます。
ホームページに作品展の会場を掲載しています。
http://e-chirimen.com/
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

縮緬細工・花祭り
4月8日は花祭り。お釈迦様の誕生日をお祝いする日です。
子供の頃に通学路にあったお寺の前には花御堂が置かれ、中に収められた誕生仏に甘茶をかけて遊んだ記憶があります。
この作品は多分お釈迦様の生誕地、インドの花祭りの様子を想像して作られたものと思われます。
もっともインドにこういうお祭があるのかどうか分かりませんが、まあ空想の世界にしておきましょう。
白い像に乗った子供たちの楽しい様子が、いかにも楽しそうに表現されていますね。
ちりめん細工の創作の中でもストーリー性があって、春を迎えた喜びにあふれた雰囲気がほとばしり、素晴らしい作品だと思っています。

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「松阪ちりめんお細工物の会」作品展には、ご遠方からもたくさんのご来場をいただき、まことにありがとうございました。
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縮緬細工・旅茶碗袋
桜の花びらをかたどったこの袋、中には小さなお抹茶用の茶碗(旅茶碗)が入っています。
そして竹筒の中には茶せんと茶杓が収められていて、いわば携帯用野点セット。
私には茶道のことが良く分かりませんが、野点や旅行の時に茶道具を入れるコンパクトな箱、茶箱(茶籠)というものがあります。
昔の人はおそらくその箱のかわりに、もっと近くに出かける時用として、小さくておしゃれな袋を考えたに違いありません。
と、都合のいい想像をしてしまうのですが、ではなぜ桜の花びらなのでしょう。
やはり心うきうき温かくなった春の象徴、桜をイメージしたのではないでしょうか。
お出かけにはそんな気分をイメージした「形」が、デザインとなって表現されているように思われます。
東日本大震災で被災されたり、原発事故で非難されている方々にも、一日も早く「心うきうき」した気分に浸れるときがやってくることを、心からお祈りするばかりです。
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縮緬細工・桜袋
東日本大震災や原発の事故で、厳しい避難生活を強いられている方々も多い中、しばらくブログを中断しようかと思っていました。
ところが先週の日曜日から、普段の倍以上のアクセスをいただいており、このブログも何かのお役に立っているのではと思い、気を取り直して書き始めることにいたしました。
そろそろ全国的に桜の季節が始まります。
やっぱり日本人にとっては、何といっても暖かくて晴れやかな雰囲気を届けてくれる最高のお花。
被災地の皆様には、少しでも気分の晴れる「花盛り」になるといいのですが。
ちりめん細工の桜袋は10cmほどの大きさで、花びらの先端の丸みとくぼみのカーブが何とも微妙で、作品のできばえに大きく影響するそうです。
いつもの話になりますけれど、見ているだけの人間にとっては、比較的簡単な作品のように思ってしまいますからいけません。
ちりめん細工では、基本中の基本を大切にした手仕事の妙が、作品のできばえを左右するようです。
簡単そうな作品こそが、もっとも難しいと言うことも再認識しました。
改めて被災地で不自由な生活を送っていらっしゃる皆様へのお見舞いと、一日も早く普段の平穏な生活に戻ることができますよう、心よりお祈り申し上げております。

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「松阪ちりめんお細工物の会」作品展には、ご遠方からもたくさんのご来場をいただき、まことにありがとうございました。
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縮緬細工・お雛様(雛人形)
もうすぐ桃の節句。
ご家庭でもお雛様を飾っておられるおうちも多いのでは。
最近ではネット上でもいろいろなお雛様が拝見できるので、特にこの時期になると楽しみも多いですね。
今ご紹介するのは、高さが10cmにも満たない小さな雛人形ですが、なかなか高貴で風格の漂う雰囲気を持っています。
私が(勝手に?)お人形には不可欠だと思っている、胸のふくよかな厚みもあって、小さいながらも堂々たる姿。
そして少し面白いのはお雛様、お内裏様ともに、袴のような装束を身に着けていらっしゃること。
この姿は子年から新しく作り始めた、毎年の干支の姿に良く似ています。
新しい作品を作っていくのは私が想像する以上にたいへんなことで、このお雛様を考えるにも、たいへんな時間と労力が費やされているようです。
ちょっと拡大してお顔のあたりをのぞいてみましょう。

お雛様
十二単に見立てた装束の襟元が、いかにも清楚な雰囲気を作り出しています。

お内裏様
少しカーブした烏帽子が、お内裏様の凛とした表情を引き立てています。
他にもちりめん細工のお雛様をご紹介しています。
その1
その2
その3
http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:2月26日(土)→3月6日(日) 10:00→18:00
□場所:松阪市湊町196 優遊館きもの大藤
期間中半日体験コーナーを毎日開催。お早めにお申し込みください。
お問合せ、お申し込みはここをクリック
※3月3日(木)は休まず営業
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楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
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