
ちりめん細工・茶壷巾着
名前の通り茶壷を模した、ちりめん細工の作品です。
小さい巾着類は、お守りや大切なものを入れたりする、実用的な小袋として作られていたと思われます。
この茶壷巾着は色々な巾着類の中でも、形が地味で余り目立った存在ではありません。
しかし形を整えてうまく作るには、かなり難しい作品のようで、松阪ちりめんお細工物の会講習会でも、5年目の作品に取り上げられています。
とくに中心部にどんな柄を配置するかが、見た目の楽しさをより盛り上げてくれるようです。
この作品の場合には雀の尾の部分が配置され、良く見てもなかなか分かりにくいところが、おおきな「ミソ」のようです。
茶壷巾着についての別の作品紹介と講釈については、こちらでもご紹介しています。
http://e-chirimen.com/
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。

ちりめん細工・市松人形
皆様方、台風12号の影響はいかがでしょうか。
何事も無ければ幸いなのですが。
少し地味な絞りのきものを着た市松人形です。
ちりめん細工の市松人形のお顔やボディーは、綿を詰めただけでできています。
ですから顔立ちや表情も、作品ごとに全くさまざまで、それが見るほうにとっては何とも楽しいポイントの一つ。
ふっくらしたほほと細い目が、何ともかわいらしい表情を作り出しています。
市松人形はもともと「着せ替え人形」だったようですから、違う着物を着せてみたらどうか、などと想像してしまいます。
でも現実にはそう簡単にいかないようですから、見るものの欲望だけでは、作者におしかりを受けてしまいそうです。
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ちりめん細工・桔梗袋
秋も近づいて、野山にはそろそろ桔梗の花を見ることができる時期になってきました。
桔梗は秋の七草の一つですが、最近は見ることのできる場所が、どんどん少なくなってきているように思えます。
絶滅も危惧されるほど、野生のものは姿を減らしているそうです。
その桔梗をちりめん細工の作品に仕上げた桔梗袋です。
花の形からも見て取れる通り、かなり具象的な形をしています。
ずいぶん古い作品も拝見したことがありますので、おそらく江戸時代からの古作であることは間違いありません。
ちりめん細工の作品には季節感の強いものも多く、何となく私たちに次の季節の到来を告げてくれます。
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縮緬細工・てんとう虫の袋
これはてんとう虫を模して作られた、ちりめん細工の小さな袋です。
春から秋にかけてはてんとう虫を良く見かけます。
一般的に目に付くのは、赤に黒い点のある種類ですが、この虫も結構種類が多いようで、もしかしたら袋になったような柄?のものが、実際にいるかもしれません。
布の選び方といい、全体の雰囲気といい、いかにも本物の「てんとう虫」が木の葉に止まっているようです。
ちりめん細工の題材は、普段の生活の中にも「ごろごろ」転がっているようですが、それをいざ作品にしてみようとすると、そう簡単にはいきそうもありません。
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ちりめん細工・・ほおずき袋
お盆の時期になると、ついついホオズキを思い出します。
最も関東の方にとっては、7月初旬の浅草浅草寺のほおずき市が印象深いかと思いますが…..。
ホオズキは実がなり始めてから落ちるまで、実に多彩な表情を見せてくれます。
淡い緑に始まって上の方から色づき始め、見事な朱色になって、最後には表皮がとれて網目状の殻が残って、中の赤い実が透けて見えるまで楽しむことができます。
この多彩な表情をちりめん細工で表現したのが、このほおずき袋です。
若い実と完熟直前の実を、うまく作品にしていただきました。
この2個の作品も、同じ絽ちりめんで作られており、同じ茎から育った一体感がより強く感じれれます。
こういうところも作品作りの妙がありそうですが、うまく使える古布に出会うチャンスがないと、こんなにうまくはいかないようです。
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