
ちりめん細工・唐人人形
ちりめん細工が作り始められた江戸時代には、外国の人を見ることがめったに無く、見かけた人はその風貌や異国の装束にはさぞ驚いたことでしょう。
そしてなぜかちりめん細工の作品には中国人の人形が残されていて、古作の中にも西洋人の人形は見たことがありません。
それだけ中国の人が多く在留していたのかどうかは分かりません。
ただ髪型や衣装に特徴があり、日本人の目を引いたとも考えられます。
またまた言うのは簡単ですが、帽子や衣装のバリエーションが作りやすいことも事実のようです。
今までにも2つの作品をご紹介しています。
≪その1≫
≪その2≫
http://e-chirimen.com/
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品や作品展の会場もたくさんご紹介しています。

ちりめん細工・はと袋
つがいの鳩が仲良く並んでいます。
ちりめん細工の鳥を模した作品には、ツバメ、ウグイス、すずめ等々いろいろな作品があります。
そのそれぞれがうまく特徴を捉えていて、いかにもその鳥らしく作られています。
鳥を模した作品は古作にもたくさん見ることが出来ますが、考えた人の観察する細やかな目は、確かに鋭いものであったに違いありません。
もっともご自分ではそんな能力に全く気がついておられなかった、とも思われるのすが…..。
こんなことを考えるにつけ、新しい作品を生み出していくには私が考えている以上に物を見る目と、それを形に作り上げるための努力と根気が必要になるのかもしれません。
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ちりめん細工・市松人形
市松人形はもともと「着せ替え人形」であったということですが、名前の由来には諸説がありあまり定かではありません。
1927年には日米の緊張緩和のためにアメリカから送られた「青い目の人形」のお礼に、渋沢栄一が中心となり市松人形が「人形大使」としてアメリカに送らた話は余りにも有名です。
そのことから「答礼人形」とも呼ばれ、ふっくらした顔立ちと少したれ目でやや離れた目の感覚が、何ともやさしい表情を見せてくれます。
ちりめん細工の市松人形もそんな顔立ちを受け継いで、少しキリッとした目が、やさしさの中にも芯の強い日本女性の表情を表しているようです。
この顔立ちも綿を詰めただけで作るために、みんな表情が違うところが何とも楽しい作品になっています。
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ちりめん細工・松かさ袋
松かさをイメージして考えられた松かさ袋です。
ちりめん細工の古作の中にも、色とりどりの作品を見ることが出来ます。
松阪ちりめんお細工物の会の講習では、高さが10cmもない作品をお稽古に使っていますが、古作の中には実用の巾着に使えるほどの大きさのものも見かけます。
松かさ袋とは全くうまく名付けたもので、松かさのイメージそのものです。
いやいやこれは逆で松かさを見て考えたものですから、松かさに似ていて当然の話です。
ところでこの作品のポイントになるとがったひだの部分は、やっぱり気持ちよく並んでいることが大切ですね。
ひだが上にはね上がっていたり、ちょっと横を向いていたりすると、せっかくの作品が何となくしまりのないように見えてしまいます。
自分では作れないくせに、作品の批評などは差し控えないといけないのですが…..。
つい余計なことを言ってしまいます。
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ちりめん細工・針山
ちりめん細工の作品を作るにも、とにかく針を使うときにはどうしても必用なのがこの針山。
この作品は古作の復元だと思いますが、古作の中にもほんとうにたくさんの針山を見ることが出来ます。
とにかく針はちりめん細工に必要欠くべからざるもので、その針を休める針山もまたつき物の一つ。
ちりめん細工をこよなく愛してきた女性たちにとって、針山も大切な道具の一つであり、また見る、使う楽しみのある作品が多く作られてきたのだと思います。
この作品は私でも作り方の仕組みが分かりやすいのですが、出来上がったときの全体のバランスが悪いと、何となく見栄えがしません。
簡単そうに見える作品ほど、実は形を整えるのが難しそうです。
綿のつめ方一つにも、細やかな神経を使っておられるのだと思います。
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