
ちりめん細工・編み籠の巾着
底は古典的編み籠、上はちょっとモダンな今様の巾着です。
私はいつも「編み籠」と称していますが、ほんとうは「籠底」と言ったほうがいいのかも知れません。
籠底の巾着は明治から大正にかけて、女性の間で大流行した袋物です。
もちろん編んだ籠底の部分は主として竹や籐などで作られていますが、その部分を布に和紙などの芯を貼って竹などの代わりにしたのが布製の籠底巾着です。
信玄袋のような大きな袋物は無理にしても、あまり大きくない巾着なら布製の底でも十分実用が可能だったのでしょう。
今も昔も変わらぬ女性のアイデアには、まったく感心しきりです。

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ちりめん細工・おしどり袋
オスのオシドリはニコニコ話しかけているように見えるのに、メスはツンとすまして知らんふりを決め込んでいるように見えてしまいます。
人間世界では仲のいい夫婦のことを「おしどり夫婦」と呼びます。でも始終仲がいいかというとそうでもなさそうで、時折はこんなシーンが展開されているかもしれません。
いつも一緒に仲良く泳いでいるオシドリですが、ある一定期間(繁殖に関わる期間)のみで、毎年冬になるとペアを替えてまた新しい夫婦になるそうです。
何となくうらやましい話しでもありますが、毎年新しいだんなやおくさんを迎えていたりすると、きっとお互い気苦労が絶えないに違いありません。
少々犬も食わない喧嘩はしたりしても、ほどよい仲良し夫婦が一番では、と思ったりもします。(笑)
※オシドリの講釈については、以前のブログもご覧ください。 ≪こちら≫
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ちりめん細工・紫陽花袋
このあたりでもそろそろ紫陽花が咲き始めました。花弁も開ききらず色合いもまだまだ淡くてこれからが本番。
紫陽花の花は同じ木に咲く花でも色合いが違ったり、咲き始めから徐々に色合いが変化したりして、見る者の目を楽しませてくれます。
さてこの複雑な色合いの紫陽花の花をどう表現するかは、作者の感性次第でさまざまな雰囲気のものが出来上がります。
加えて200枚以上のパーツを縫い合わせるために、生地の色柄の合わせ方でさらに変化を加えることもできます。
いろいろな方に聞いてみると、一様に「適当に縫い合わせただけ」との返事が返ってきますが、どうもそうではなさそうで熟慮の結果としての成果が見えてくるようです。
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ちりめん細工・うさぎ袋
5月の中旬過ぎの少々暑くても湿気の少ない日は、何となくこのうさぎ袋が頭に浮かんできます。なぜだか良く分かりません。
以前から沢山の方々のこの作品を拝見していますが、全体の形がさまざまで、作品によって個性?が強いのもこのうさぎ袋。
たぶん形が単純なだけに縫い方一つで、背中の丸みなどが違ってくるからだと想像しています。
それだけに作る人も難しさがあると思われる反面、拝見するほうにとっては何とも楽しみの多い作品です。
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ちりめん細工・市松つなぎ袋
小さな正方形の布を繋ぎ合わせた市松つなぎ袋。
見れば単純な造形なのに、私自身の好みか、このシンプルさの中に大きな魅力を感じる作品です。
そして無地と柄の部分の取り合わせによっては、さまざまな雰囲気を創出することのできる面白さを秘めています。
柄の部分をよくご覧いただくと、波頭の文様の部分は色違いになっています。
江戸小紋の伝統工芸士のかたに無理を申しあげ、弊社200番台のちりめんに染めていただいたものです。
しかしすでに他界されて、面倒でお金にならない仕事を引き受けてくださる方もなくなってしまいました。
ちりめん細工の可能性を広げるきれを染めてくださる貴重な方を失い、まことに残念でなりません。
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