ちりめん細工・市松つなぎの巾着

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正方形の小さな布をつなぎ合わせた、市松つなぎの巾着です。かなり大きく作ってあって、高さが20cm程度ですから実用の巾着としても使うことができます。

 

正方形をつなぎ合わせた市松は、この袋のように縫い目が垂直方向になっているものと、45度になっているものがあるようです。
同じ正方形の布を使いながらも、組み合わせの角度によって随分違う雰囲気が楽しめます。

 

古作の中にもいろいろな作品を見ることのできる技法ですから、研究しだいによってはもっとかわった作品が生まれるかもしれません。
と、簡単に言っていますが、実際に何かをヒントに新しい作品を生み出すのは、口で言うほど楽なことでないことはよぉ~く分かっているつもりです…..。

 

 

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ちりめん細工・金魚袋

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ちりめん細工の金魚袋は、どこが難しいのかは分かりませんが、見た目ほど作るのが簡単ではないそうです。
古作の中に見ることのできる作品も、ボディー部分が同じでもひれや目の形によって、いろいろな変形金魚ができているようですから、その応用範囲は広そうです。

 

愛玩用金魚の歴史は古く、ちりめん細工が作り始められた頃には、交配によっていろいろな種類の観賞用金魚が作り出されていました。
そしてその優雅な姿かたちをちりめん細工に写した作品も、今でも数多く見かけることができます。

 

夏の暑い時期に古風な金魚鉢に入れておうちに飾れば、眺めながら少しは涼しく過ごす事ができるかもしれません。

 

 

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ちりめん細工・つるし飾り

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本当に暑くなってきました。せみの声も一段とうるさくなって、暑さが余計身にしみる昨今。
皆様方におかれましては、お元気でお過ごしのことと存じ上げます。

 

さてこのつるし飾りには夏向きのせみやてんとう虫に加えて、はと、うぐいす、ちょうちょう、そして鶏らしきものもいます。
ついつい先入観で季節を想像してしまいますが、このつるし飾りの製作意図は、季節にこだわったものではないようです。

 

私の頭の中で想像をめぐらせていても、なかなか関連性が浮かんできません。でも何か製作意図があるはずです。
とうとう私も音を上げて、作者に尋ねてみることにいたしましょう。

 

 

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ちりめん細工・竹巾着

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見るからに竹の葉の形をした巾着です。7月11日にご紹介した松巾着ともども、おめでたい作品の一つです。

 

それはさておき、昨日は土用の丑の日。丑の日と来るとやっぱり「うなぎ」。
こういった巾着にも松・竹・梅とあるわけですから、ついつい連想してしまうのがうなぎやさんのメニュー。うな丼、うな重のメニューには、なぜか松竹梅(まつ・たけ・うめ)の順に並んでいます。いったいこれはなぜなのでしょうか。

 

一般的には松が一番高級で、梅が私のような人間がいただけるクラスです。ところがある時、いつもの調子で何も見ずに「梅」を頼んだところ、何と!一番の高級品が出てきました。
世の中いろいろあって、固定概念で済ませてしまうと、とんでもない間違いを起こしてしまうようです。

 

まったく余計な話になってしまいましたが、ついでにもう一つ。今年は8月5日も土用の丑の日。うなぎをいただく口実がもう一日あることをお忘れなく!

 

 

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ちりめん細工・朝顔袋

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かつては夏の軒先の定番だったアサガオも、最近ではあまり見かけなくなってしまいました。
けっこう添え木など作る手間もたいへんでしょうから、忙しい時代にそぐわなくなってしまうのも、いたし方のないことなのでしょう。

 

加賀の千代女の有名な句、「朝顔につるべ取られてもらい水」は、ことのほか夏の朝の情景を端的に現した名作です。
「つるべ」を見たことのない人がほとんどになってしまった今の時代には、あまりピンとこない句かもしれません。
朝顔のつるがつるべに巻きついてかわいそうなので、近くに水をもらいに行ったなんて、いかにも風流を楽しんだ時代の情景描写ですね。

 

暑い日に外から戻った時など、玄関先に飾られた朝顔袋が目に入れば、ひとときのヒンヤリ感が味わえそうです。

 

 

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新ブログに移行後、平成26年6月14日以前の投稿に不具合が生じております。ご容赦をお願い申し上げます。
あきない100年
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