ちりめん細工・重箱と菱餅袋(雛飾り)
段飾りの雛人形には良く数えてみると、30種類以上のお道具が飾られています。
この中で食べ物に関するお道具はお膳、重箱と菱餅袋。やっぱりご馳走は欠かすことができません。
女の子にとって興味のありそうなものは、鏡台や箪笥の引き出しを開けてみることかもしれませんが、私は子供の頃に内緒で重箱の紐を解いて見ました。中には何も入っていません。挙句の果てに紐が結べないからとしっかりお目玉をちょうだいした記憶があります。
しかしこの重箱をそっと開けてみると…..、中にはおいしそうなご馳走がたっぷり入っているではありませんか。ほんとうは開けずに重ねて置く物なのですが。そして菱餅を模った菱餅袋には、残念ながら何も入っていませんでした。中から金平糖でも出てきたらきっと嬉しいでしょうね。
ちりめん細工の世界では、雛飾りのお道具類よりもご馳走のほうに大きな魅力があるようです。(笑)
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:2月26日(金)→3月3日(木) 10:00→16:30
□場所:松阪市白粉町527番地1 優遊館(駐車場4台)
※3月7日(木)は休まず営業
松阪ちりめんお細工物の会作品展の詳細はここをクリック ↓

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ちりめん細工・梅と鶯のつるし飾り
今の季節にピッタリの梅と鶯に七宝手まりを飾ったつるし飾りです。
梅の花は春を待つ人に向けて咲き始め、別名春告鳥ともいうウグイスは春の到来を歌う鳥として、二つを合わせて「梅に鶯」という言葉が生まれ、昔からよく調和するものの例えの一つとして親しまれてきました。
日本人が描く早春のイメージであり、本格的な春を待つ楽しみを表現した文化とも言える「つき物」なのです。
もっとも実際に梅に集まる小鳥はメジロであって、ウグイスがやってくることはめったにありません。
暖かい春を待つ気持ちをうまく言葉にした「梅に鶯」は、稀にあることを願った日本人の強い憧れの気持ちを表現しています。
この作品もまた、そういった願いを込めて作られたのだと思います。
少し拡大した写真を加えます。

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□日時:2月26日(金)→3月3日(木) 10:00→16:30
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ちりめん細工・花手まり
ちりめんでくるんだ手まりにつまみ細工で梅の花を付けた作品です。
直径が15cmほどの大きさですが、つまみの花は何と60~70個もついていて、作るにはとても根気が必要な仕事です。
もともと手まりは芯に紙や籾殻を袋に詰めたりして球体を作り、その外側を糸や布を巻いて作り上げ、実際に使って遊ぶ玩具です。
もちろん飾り物としての用途にも使えるほど手の込んだ手まりも作られてきましたし、現在でも各地で作り継がれています。
ただこのようにつまみ細工の花が付いた手まりは余り見かけたことが無く、ちりめんという材料を使って作り出した飾り専用の手まりだと思われます。
そして「花手まり」という名称自体もあまり聞くことがありませんから、この作品を考え出した昔の人がつけたものかもしれません。
ちりめん細工の世界にはまだまだ分からないことも多く、何かと想像を巡らせるのもまた楽しみの一つです。
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:2月26日(金)→3月3日(木) 10:00→16:30
□場所:松阪市白粉町527番地1 優遊館(駐車場4台)
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≪詳細につきましては後日ご案内いたします≫
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ちりめん細工・雛人形(お雛さま)
立春が過ぎるとあっという間に桃の節句、ひな祭りが近づいてきます。
桃の節句の主役は、やっぱり女の子の健やかな成長を願う雛人形。
この創作雛人形は15cmくらいの大きさですから、後の屏風兼飾りのくす球のついた「箱」の中にしまっておく事ができます。
いわば持ち運びのできるポータブル(ちょっと古い言葉ですが)お雛さま。昨今の住宅事情からすればとても合理的かもしれません。
古典の技法を継承しつつ、現代の感覚や生活様式にもマッチした作品を創作することも、これからのちりめん細工にとって大きな課題ではないでしょうか。
優しいお顔のお雛様です。昔の女性の気品が見事に表現されています。

面長なお顔にいかにも高貴な貫禄が漂うお内裏様です。

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ちりめん細工・ふきのとう袋
早春を代表する山菜のフキノトウをちりめん細工の作品にしたふきのとう袋。
人々の暖かい春を待ちわびる気持ちが伝わってきます。
かつては家の裏にも自生していましたが、最近ではすっかり見かけなくなりました。今でも犬の散歩の途中の裏庭に、フキノトウを見かけるおうちのがありますから、そろそろそんなことが楽しみな時期も近づいてきています。
このフキノトウ、天ぷらや和え物など、独特の香りと苦味が早春を告げる食材としても喜ばれています。
私は大根のお味噌汁にそのまま散らしていただくのが大好きで、ちょっとクセのあるほろ苦さと香りがなんともたまりません。
この春はフキノトウのお料理をいただいて、春の香りと味を堪能してください。
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