
ちりめん細工・金魚袋
ちりめん細工の金魚袋は、どこが難しいのかは分かりませんが、見た目ほど作るのが簡単ではないそうです。
古作の中に見ることのできる作品も、ボディー部分が同じでもひれや目の形によって、いろいろな変形金魚ができているようですから、その応用範囲は広そうです。
愛玩用金魚の歴史は古く、ちりめん細工が作り始められた頃には、交配によっていろいろな種類の観賞用金魚が作り出されていました。
そしてその優雅な姿かたちをちりめん細工に写した作品も、今でも数多く見かけることができます。
夏の暑い時期に古風な金魚鉢に入れておうちに飾れば、眺めながら少しは涼しく過ごす事ができるかもしれません。
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ちりめん細工・朝顔袋
かつては夏の軒先の定番だったアサガオも、最近ではあまり見かけなくなってしまいました。
けっこう添え木など作る手間もたいへんでしょうから、忙しい時代にそぐわなくなってしまうのも、いたし方のないことなのでしょう。
加賀の千代女の有名な句、「朝顔につるべ取られてもらい水」は、ことのほか夏の朝の情景を端的に現した名作です。
「つるべ」を見たことのない人がほとんどになってしまった今の時代には、あまりピンとこない句かもしれません。
朝顔のつるがつるべに巻きついてかわいそうなので、近くに水をもらいに行ったなんて、いかにも風流を楽しんだ時代の情景描写ですね。
暑い日に外から戻った時など、玄関先に飾られた朝顔袋が目に入れば、ひとときのヒンヤリ感が味わえそうです。
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ちりめん細工・せみ袋
いやぁ、暑いですね!
何度暑い暑いと言っても、ちっとも涼しくなるわけではありませんが、ついつい口癖のように言ってしまいます。
おまけに最近は町中の木にもクマゼミの集団が取り付いていて、一斉に鳴こうものなら暑さも百倍に達しようと言うもの。
しかし遠くで鳴いている音色は、暑さを和らげてくれる清涼剤になる時も。
セミには申し訳ありませんが、涼しげな泣き声を届けて欲しいものです。
ちりめん細工のせみ袋は10cmにも満たない大きさですが、セミの特徴である「目」をうまく捉えています。
おまけに使う材料の色柄によっては、世界中に一匹しかいない新種のセミが誕生します。
特に胴の部分を継ぎ足して作ると、なかなかかわいいセミが出来上がります。
まあ見ているだけの人間にとっては、とても楽しい作品の一つです。
猛暑のさなか、熱中症などにかからぬよう特にお気をつけられ、からだをおいといくださいませ。
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ちりめん細工・えび袋
ちりめん細工のえび袋は、いかにも「えび」という形をしています。
おなかのところがちゃんと袋になっていますから、昔の人はいったい何を入れたのでしょうか。
江戸時代に考え出された古作ですから、琴爪入れと解説されているものが多いのですが、ほかにも大切な小物を入れていたに違いありません。
もっとも今の時代にはこの中から指輪やイヤリングが出てきたら、見ている人はきっと驚くでしょうね。
このえび、見たところはゆでた車えびにも似ていますが、細身のイセエビにも見えてしまいます。
考えて最初につくった人は、どんなえびを見て考えたのか、興味をそそられてなりません。
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ちりめん細工・かえる
なにか人を食ったような目で見つめています。
もともと餌になる昆虫を探すときには、左右の目をキョロキョロさせて、四方八方を見回しますから、こういう目付きになるのも仕方の無いことです。
しかも目の動きは、左右が自由自在に動くようで、人間の目のように同じ方向しか見れない訳ではなさそうです。
そんなカエルの表情を見事に捕らえた作品で、しかも黒目の部分はわざわざビロンと糸を伸ばした懲りようです。
ユーモラスな表情は眺めていても見飽きることがありません。
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