
ちりめん細工・木馬
この木馬は松阪ちりめんお細工物の会による創作です。
つぶらな瞳がかわいい子馬の背中にはでんでん太鼓や風車など、子供のおもちゃがたくさん積んであります。
そしてたてがみにも工夫を凝らしかわいい色をたくさん使って、いかにも子供が喜びそうな姿に出来上がりました。
ちりめん細工の作品は長い年月をかけてつくり継がれてきましたが、古作の直系である作品の伝承とともに、その縫い方の技法や決まりを受け継いだ新しい作品作りも求められています。
そんな意味でもこの木馬は良く考えられた作品であると思います。
端午の節句に因んでご紹介します。
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ちりめん細工・傘福
端午の節句に因んだ鯉、兜、熊に金太郎などの作品を吊るした傘福です。
お孫さんのために端午の節句に飾るのに作ったそうです。
傘福もまた、つるし飾りと同じように、お祝いや節句などに飾る飾り物です。
伊豆稲取の「雛のつるし飾り」や九州柳川の「さげもん」などの、輪を使って作品を下げる代わりに傘を使ってあります。
傘福は特に地方色が強いようで、現在では山形県酒田市近辺にしか残っていないようです。
いずれにしてもお祝い用として、桃の節句などに作られてきたつるし飾りです。
5月5日は端午の節句。お子様の健やかな成長をお祈りいたします。
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ちりめん細工・兜袋
そろそろ端午の節句が近づいてきました。
男の子のいるおうちでは、五月人形も飾っておられることと思います。
私が子供の頃には鯉のぼりと五月人形がセットのように飾られていましたが、最近では鯉のぼりを飾るおうちも少なくなったようです。
そして五月人形もかつては段飾りのものも多かったようですが、最近の住環境もあって、だんだん簡素で小さくなってきました。
そんなご時勢の中でも兜がメインになって、太刀と弓矢を組み合わせた飾りが、最も多く見受けられるような気がします。
武家の大将が大切にした兜は、いつまでたっても強い男の子の象徴なのでしょう。
かつては鯉に乗った金太郎のお人形を良く見かけましたが、驚いたことに最近では金太郎の代わりに、何とアンパンマンが乗ったお人形もあるんですね。
しかし端午の節句のお飾りのメインは、やっぱり兜が主役の座を譲ることはなさそうです。
お子様方の健やかな成長を願ってやみません。
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ちりめん細工・うさぎ巾着
桜の季節が終わると、日に日に暖かさが増してきます。
本格的な春を迎えると、私の頭の中にはいつもこのうさぎ巾着が浮かんできます。
江戸時代に作られたと思われる古作ですが、その姿や表情は今の時代にも通じる、ちょっとポップな感じを伝えています。
もともとお守りなどを入れる袋に考え出されたようですが、ちょっとした飾り物にもなかなか素敵。
女の子はもとより、男の子にも喜ばれそうな作品です。
今年の干支は卯ということもあって、うさぎさんの出番も多いですね。
やっぱりうさぎさんは人気者です。
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ちりめん細工・旅茶碗袋
桜の花びらをかたどったこの袋、中には小さなお抹茶用の茶碗(旅茶碗)が入っています。
そして竹筒の中には茶せんと茶杓が収められていて、いわば携帯用野点セット。
私には茶道のことが良く分かりませんが、野点や旅行の時に茶道具を入れるコンパクトな箱、茶箱(茶籠)というものがあります。
昔の人はおそらくその箱のかわりに、もっと近くに出かける時用として、小さくておしゃれな袋を考えたに違いありません。
と、都合のいい想像をしてしまうのですが、ではなぜ桜の花びらなのでしょう。
やはり心うきうき温かくなった春の象徴、桜をイメージしたのではないでしょうか。
お出かけにはそんな気分をイメージした「形」が、デザインとなって表現されているように思われます。
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