ちりめん細工・金太郎
端午の節句のお飾りには昔から定番中の定番。
金太郎伝説にはいろいろなものがありますが、中でも足柄山で熊にまたがって鍛錬したお話しは、童謡にもなって知れ渡っています。
強い男の子が求められていた時代にはその象徴のような存在で、親は金太郎のような男の子になって欲しいと願ったものです。
しかもただただ強いだけでなく、「気は優しくて力持ち」と言う言葉に代表されるように、逞しさと優しさが求められていました。
この金太郎、簡単そうに見えてなかなか形が整わないようで、きれいに作るのは見た目より簡単ではありません。
作者のご苦労が良く分かります。
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椿はやっぱり冷え込んできた頃が似合います。
冷え込んだ日の庭に咲く椿は、なにやら特別な風情を持っています。
ちりめん細工の椿袋は初級の作品だそうですが、花弁のかたちを作るのに、丸みを出すのがなかなかたいへんとのこと。
簡単そうに見えても、美しい姿を整えるのは難しいのですね。
そして写真を撮るのも、これまた難しい作品の一つで、いつもうまく取れません。
上から横から斜めから、一生懸命覗き込むのですが、さて最も美しく撮れる角度は?
難しい。
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ちりめん細工・子供奴巾着
ちりめん細工の子供奴巾着は、直径が15cmのほどの大きさで、裏側にはちゃんと物を入れる袋が付いています。
たぶんお子さんのお守り袋などを入れたものと思われます。
奴といえば、私だって知っていることがたくさんあります。
参勤交代の折、あの毛槍をもって独特の装束をまとった家来がそうですね。
もともとは武家の家僕のことをさした言葉ですが、この「やっこ(奴)」と言う言葉がつけられた言葉もまた多いのです。
たとえば「冷やっこ」、「やっこ凧」、そして花街の芸者さんにも「○○奴」などなど。
そして三人称で他人をさして、「やっこさんは・・・・」という言い方もします。
ところでなぜ冷やっこと呼ぶか知っていますか?
やっこの装束には四角い家紋(釘抜き紋という)が付いています。
冷たい豆腐を四角く切った料理が、「冷やっこ」と呼ばれるようになったそうですよ。
いろいろお話をしだすと長くなりますのでやめておきます。
子供奴巾着を考え出した武家の女性は、まだ幼い家僕の後姿がとってもかわいらしかったので、それをちりめん細工の作品に映したそうです。
なんとなくわかるような気がします。
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ちりめん細工・福助巾着
福助巾着は実用にもなる大きさです。
五人の福助さんが並んでいるのですが、それぞれお顔の表情が違います。
怒っている顔、笑っている顔、今にも泣き出しそうな顔、色々な表情が集まっています。
福助人形の置物の表情は、一般的に笑っているか無表情に近いものが多いと思います。
でもこのちりめん細工の福助巾着は、まるで人間社会の縮図のような顔の集まりです。
最初に考えて福助巾着を作り、何を思って顔を書いたのでしょう。
怒ったり、腹を立てたり、泣いたりせずに、毎日が送れればいいなということを願ったに違いありません。
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