ちりめん細工・今年の十二支 申
今年も年の瀬を向かえ、そろそろ新しい年を迎える準備におおわらわの皆様もおありかと拝察いたします。
十二支申(猿)もそろそる次の年の酉(鶏)に主役を譲るべく、やっと肩の荷を降ろしてのんびり出来る頃になってきました。
今年の十二支に作った作品をアレンジして、「見ざる、聞かざる、言わざる」が作ってあります。
この「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿は、左甚五郎作と伝えられる日光東照宮のものがすぐに浮かびますが、実際には古代エジプトやインドなどにも存在し、それらがシルクロードを経て日本に伝わったものとされています。
悪いことを見るな、聞くな、言うな、という教えのようですが、実はもっと深い意味も隠されているようです。
何はともあれ、悪いことに関わることなく、良い年を迎えたいものです。
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ちりめん細工・2017年 十二支(干支)酉(とり)
今年も来年の十二支酉をご紹介する時期になってしまいました。
十二支酉を示す動物は鶏。鶏は他の十二支の中にも多い家畜として、太古の時代から人間と生活を共にしてきた動物です。
そして鶏が10番目の干支にあるのは、9番目の猿と11番目の犬が喧嘩をした時に、仲裁する役目を持っているのだそうです。
鶏は大きな「トサカ」が特徴ですが、体中が羽毛で覆われているので皮膚呼吸が出来ず、熱を放出して体温調節をする役目を持っているのがトサカだということです。
この作品はそのトサカに注目して、鶏の特徴をうまく作り出しています。
そして何となくポップな印象を併せ持っているのも、今の時代に合わせたちりめん細工の作風といえるかもしれません。
気分だけでも慌ただしい年の瀬です。皆様お身体には十分注意してお過ごしください。
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ちりめん細工・つばき袋
真冬の寂しい庭にひっそりと咲く椿の花。周りの庭木の色が無くなった濃い緑の中では、その存在はハッとするような美しさを感じさせてくれます。
椿は昔から庭木や茶花としても人気があっただけに、品種改良によってずいぶん沢山の種類が生み出されてきました。
このつばき袋は豪華な八重咲きの花を避けて、花弁が少し長めになっていても、一目で分かる素朴な一重咲きの椿の姿を美しく捉えています。
もっと華やかな椿を考えても作ることの出来る作者ですが、単純な中にも花弁の美しい丸みや形で椿を表現しかったに違いありません。
実は簡単そうに見える作品こそ、ちりめん細工の技量が問われる作品でもあります。
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ちりめん細工・創作の籠底巾着
巾着の口べりの下に七宝文様を配置して、それを被せるようにして作られています。
もちろん実用的な大きさですから、着物を着た時などに巾着として使うことが出来ます。
面白いのは被せるように作られた部分が、わずかにたるみを持って作られていて、全体にふっくらした感じに仕上げてあるところです。
底の部分の組目が方形になって少し堅く感じるので、上にふっくら感を持たせたのかもしれません。
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ちりめん細工・着物姿の押し絵の傘福
着物姿の押し絵の間に、小さな抱き猿をつるした傘福です。
着物姿の押し絵自体は昔から良く見かけることのある作品ですが、この着物姿は丈が少し短めながら、うまくバランスが取れた形になっています。
さらに着物の袖底は実にゆったりとした丸みが取ってあり、襟元の部分との調和が見事で、帯結びや帯締めが見える前の部分も、とても可愛らしく見えます。
抱き猿も帯を結んだように見せる工夫が施されて、着物をテーマにした傘福のまとめ方が見事です。
さらには全体の調和もうまく保たれていて、傘福本来の味わいがよく表現されています。
少し拡大した写真も加えます。

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