ちりめん細工・梅袋と桃袋
桃の花と梅の花は同じような時期に咲いて、しかもよく似ていますから遠目にはなかなか区別が付きにくい花です。
ちりめん細工の梅袋と桃袋も、見た目には作るのが簡単そうに見えても、実は基本中の基本が詰まっているようで、美しい形に仕上げるにはなかなか侮れない作品です。
丸みやくびれをうまく作るためには、「止め」の作業が欠かせない技法で、これを怠ると全体の形もうまく決まらないそうです。
江戸時代から作り継がれてきたちりめん細工には、講釈を言っている私には何とも理解し難い世界があるようで、実際に作る人たちにとっては苦労の連続なのです。
じっくり鑑賞が出来る私は、とても幸せな人間だと思います。
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:3月3日(金)→3月9日(木) 10:00→16:30
□場所:松阪市白粉町527番地1 優遊館(駐車場5台)
※3月8(水)日・9日(木)は休まず営業
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ちりめん細工・春駒袋
春駒とは、もともと木製の馬の首形にまたがったりして、新年のお祝いに家々を回る門付芸のことです。
一般的には張子などで馬の頭の形に作ったものに竹をさして胴をつくり、それにまたがって遊ぶのが春駒のイメージかと思われます。
その頭の部分をちりめん細工の作品として作ったのが、この春駒袋。もちろん下が袋になっていて、ちゃんと物を入れることが出来ます。
早春の野を駆ける若駒の清清しい目に似て、いかにも春らしい印象を与えてくれます。
春駒袋には、暖かい春を待ち望む人々の気持ちが込められているかのようです。
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:3月3日(金)→3月9日(木) 10:00→16:30
□場所:松阪市白粉町527番地1 優遊館(駐車場5台)
※3月8(水)日・9日(木)は休まず営業
開催の詳細は近日ご案内いたします。
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ちりめん細工・白鳥袋
北国の氷の張った湖に泳ぐ白鳥は実に美しく、気品あふれるその姿には誰しも魅了されてしまいます。
アヒルの群れの中でいじめられた醜いアヒルの子は、成長するにつれて自分がアヒルではなく、アヒルよりもっと美しい白鳥であることに気付く。
アンデルセン童話「みにくいアヒルの子」のストーリーを、頭に描きながら創作された作品です。
そんな物語を思い浮かべながらこの袋を鑑賞すると、いかにも重厚かつ物語性を持った作品に思えてなりません。
実用的な大きさながら、お飾りににもピッタリの袋。何となく清らかな気分になりそうです。
前から見たところです。

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ちりめん細工・雛人形
高さが10cmもない小さな雛人形です。(お顔が綿棒ほど)
屏風代わりの三角形の箱の中に、すっぽり仕舞い込むことができるように考えてあります。
箱に入っている状態では、ちょっと雛人形とは思えない作品ですが、こうやって箱から出してみると立派なお雛様。
しかもお雛様、お内裏様とも、小さいながらもお顔や姿には高貴な表情が伺え、見事な雛人形に仕上がっています。
箱の中には小さなお道具類も一緒に仕舞うことができて、お出かけの先でも取り出して飾れば早速雛飾りの出来上がり。
雛飾りを置く事ができるスペースが小さくなってしまった現代のお家でも、こういう雛人形があれば重宝しますね。
ちりめん細工の作品は、その時代の背景とともに作り継がれてきましたから、こういった発想も今後の作品作りには大いに必要かもしれません。
箱にしまうとこういう風になります。

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ちりめん細工・鶴亀袋
鶴は千年亀は万年と言われるように、鶴亀は動物の中でも長寿を象徴する生き物です。
お正月などにはまったくぴったりの飾り物です。
もともとこの袋は琴爪入れや、大切なものをしまう袋として作られてきたようですが、今の時代には袋と言うより、やっぱり飾り物としての用途が一般的です。
ちりめん細工の古作には「見て良し使って良し」の、いわゆる「用と美を兼ねた」作品が多く存在します。
実際に使うことを前提に作り継がれてきたちりめん細工の作品たちが、今の時代にも生き生きとした表情を見せてくれるのは、用と美を兼ねているからに他ならないと思っています。
次の時代にはどんな作品が作られていくのか、これまた大いに楽しみの一つでもあります。
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