ちりめん細工・唐人人形
中国から日本に人がやって来たのは随分大昔の話です。
しかし作品のような衣装をまとった人たちが日本にやって来たのは、安土桃山時代以降ではないかと考えています。
一般的に外国の人を見る機会がない上に、初めて見たことも無い珍しい衣装の人たちを見た日本人は、きっと驚いたに違いありません。
この唐人人形はそんな驚きを人形に写したもので、しかも頭の先から衣装に至るまで、うまく特徴を捉えています。
たぶんちりめん細工の唐人人形は、他の唐人人形を作品に模した物と考えていますが、ボディーを含めた異国情緒溢れる作りは、ちりめん細工ならではのものです。
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ちりめん細工・柿袋
秋の季節をおいしく楽しませてくれる柿の実。代表的な秋の味覚です。
ちりめん細工の世界は、季節感豊かな素材をうまく作品に映し、江戸時代から色々な作品が作り出されてきました。
柿袋もその代表的な作品で、秋の恵みに感謝しながら鑑賞できる作品です。
無地のきれを使わず柄をうまく活用することによって、微妙な表面の虫食いや傷みをうまく表現して、木に生っている実を想像させてくれます。
ちりめん細工作品は、作る人の感性をもうまく見取っていただけると、鑑賞の幅が広がってより楽しさが増してきます。
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ちりめん細工・うさぎ人形
仲良く縁台に腰掛けたうさぎさん。桃取り猿と手まりを持って、何して遊んでいるのかな?
今年の中秋の名月は10月4日。ちょっと遅めの年になりました。
うさぎのイメージはどうしてもお月様と重なって、中秋の名月が近づく頃になると紹介したくなります。
この人形の顔やボディーは綿を詰めただけで出来ていて、すべてお顔つきや表情が違った作品が出来上がります。
粘土などで作った顔は同じ表情で、それはそれでかわいい顔が出来上がって素敵なものですが、見るものにとっては全てが違う顔と言うのもまた楽しいものです。
ちりめん細工は縫うことが基本で作り継がれてきました。
これからも古典的技法で作ることを目指す方々には、出来る限りの作業を縫うことに重点を置いて、作り続けていって欲しいものです。
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ちりめん細工・這い子人形
3人の子供が紙風船とコマで遊んでいる様子を、小さな這い子人形で表現した作品です。
ちりめん細工の這い子人形には、大きく分けると2つのタイプがあります。
一つはこの作品のようにお人形になったもの。もう一つは袋になっているものです。
いずれもこどもの可愛いしぐさをうまく表現していて、江戸時代から作り継がれてきたとても人気の高い作品たちです。
その人気はなんと言っても小さな子供の身体全体の表情をうまく捉え、いかにも愛くるしい姿を作り出したところにあるのだと思います。
昔から作られてきた、ちりめん細工の代表的作品の一つです。
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ちりめん細工・つまみ細工の花手まり(くす玉)
直径20cmくらいの大きな花手まりです。技法の違うつまみをいくつか取り入れ、小さな花がびっしり付いています。
ちりめん細工は「縫うこと」が基本の伝統手芸ですが、加えて江戸時代からつまみ、押し絵や切りばめなど、多くの技法を取り入れて色々な作品を生み出してきました。
とりわけちりめん(正確には二越ちりめん)を使ったつまみ細工の作品は、羽二重や堅めの布を使ったものよりふんわりした柔らか味があるということで、ちりめん細工の世界でもつまみを取り入れた多くの作品が作られています。
いつも言っていることですが、もちろん高い技術が必用なのは当たり前なのに加えて、凄い数のつまみを施しながら作品を作り上げるパワーには、まったく頭が下がる思いです。
少し拡大した写真です。

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