ちりめん細工・つり草
おめでたい作品を吊るしたつり草は、お正月などのお飾りに制作された縁起物。
笹や木の枝に吊るした福笹や繭玉などと同じように、縁起物として特にお正月のお飾りに使われています。
ちりめん細工の世界で、なぜ「つり草」と呼ばれるようになったかは不明ですが、イメージとしてはケマンソウ(鯛釣草)の姿にそっくりです。
いずれにしても吊るし飾りの延長線上にある物で、ゆらゆら揺れれる姿はやっぱり魅力的です。
年の瀬もいよいよ押し詰まってもうすぐお正月。
何かとお忙しい時期ですから、おからだを大切にしてお過ごしくださいませ。
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ちりめん細工・福助巾着
五体の福助人形を並べて袋物にした大き目の作品です。
福助人形は今でも店先などに並んでいるのを見かけますが、縁起物、福招きの人形として飾られています。
この福助人形にはモデルとなった人物がいるというのが定説ですが、沢山のモデル候補があって本当のところは良く分かりません。
一般的な福助人形は頭が大きく童顔です。それに比べてちょんまげと裃姿が少しアンバランスで、そこがまた面白いところです。
この巾着の福助さんも同じような姿をしていますが、お顔は決して童顔でにこやかと言う訳ではありません。
古作もいくつか拝見したことがありますが、この作品と同じように余りにこやかではない顔立ちのものが多く、何か深い訳がありそうな気がします。
それでも何となく愛嬌を感じる顔立ちが、また面白いところです。
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ちりめん細工・椿袋
椿の花が目に付く季節になって来ました。
椿の花は交配が容易であったことから、古来より品種の改良が行われて、今では色々な形や色の花が見られるようになりました。
ちりめん細工の椿袋も、色々な形の花弁のものが作られ、全体の形も様々に変化してきました。
しかし一見して椿と分かる特徴を備えていて、鋭い観察眼に基づいた作品作りには、改めて驚きを禁じ得ません。
この作品もまた少し背高に作られていて、その姿には何やら近代的雰囲気を感じるところがあります。
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ちりめん細工・2017年 十二支(干支)戌
また今年も来年の十二支(干支)戌をご紹介する時期になってしまいました。一年はほんとに早く過ぎるものです。
犬は狩猟の猟犬や番犬などとして、古くから人間の生活と深く関わってきました。
最近ではペットとして家の中で生活を共にする犬が増えて、犬がお好きな方にとっては家族の一員となっているものもいます。
犬は多産の上お産が軽い動物とされ、昔から腹帯祝の日は戌の日とされてきました。
もともと十二支の戌は「滅(ほろぶ)」という意味合いであったそうですが、覚えやすくするために戌を動物の犬に割り当てたことから、何やらおめでたい年回りに考えられるようになりました。
気分だけでも慌ただしい年の瀬です。皆様お身体には十分注意してお過ごしください。
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ちりめん細工・みみずく袋
みみずく袋はまつかさ袋を元にアレンジした作品です。胸の襞の部分を見ると、まつかさ袋そのままの姿です。
ミミズクよりはフクロウのほうが一般的で、ふくろう袋にしてもいいと思うのですが、そこは作者の拘りと言うもの。
ミミズクはフクロウの仲間の中で耳のような羽角を持つものの総称です。
この袋にもちょこんとした耳(羽角)を付けて、フクロウとは一線を画した姿に作り上げています。
良く見ていると確かに羽角のない頭は、何やらのっぺらぼうで締まりがありません。
最初に考えて作った作者は既に他界されて、その意図を聞くことが出来ませんでした。
しかしこの方の鋭い観察眼と物作りへの拘りから考えると、やっぱり最初から羽角のあるミミズクにしたかったような気がしてなりません。
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