ちりめん細工。七宝てまりの傘福
傘福は一般的なつるし飾が輪を使うのに対して、笠の先につるし飾を下げて作った、広い意味でのつるし飾の一種です。
七宝手まりは七宝鞠とも言われて、もともと無限の繋がりを意味する七宝の形を表わす縁起物。
特に人と人との繋がりを重視して、人間関係の円満を願ったものと言われています。
一番下には季節のおめでたい作品を下げて、四季を通じて使えるように考えたそうです。
傘福の由来についてはまだまだ未解明な部分が多く、なぜ傘を使ってつるし飾りを作ったのでしょう。
大昔の資料的作品が残って無い上に、一般的つるし飾りと違って、ごく限られた地方のみでしか見ることが出来ません。
山形県酒田市周辺にはその手がかりになるものが残っているそうですが、つるし飾りの一種であることは間違いありません。
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ちりめん細工・枡に鶴亀
枡の中に松の木を置き、鶴亀を飾った飾り枡です。
枡は計量のための道具であると共に、お祝いの時などにお酒を飲むための酒器(祝枡)でもあります。
そんなところから枡は、お目出度い時に使う道具としての認識が広がりました。
この飾り枡も縁起のいい鶴亀に松を入れて、長寿健康や家族円満を願う縁起物のお飾です。
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ちりめん細工・宝袋ねずみ
文字通り宝の詰った袋です。
本来嫌われ者のネズミが宝袋と一緒になっているのは、昔からネズミは多産で子孫繁栄、家庭円満の象徴とされてきたからです。
また金運を呼ぶ動物として、出雲人形の俵ねずみなどのように、縁起物にも多く使われてきました。
ちりめん細工の世界では、古来より縁起物とされてきたものがたくさん作られていて、持つ、使う(用と美を兼ねた)ものにも縁起を担いだ作品が好まれています。
そう言えば具がたくさん詰った、油揚げで作った宝袋きんちゃくはそっくりな形をしていますね。
年の瀬も押し詰まりました。皆様方素晴らしい新年をお迎えくださいませ。
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ちりめん細工・七福神
私もやはり日本人なのか、年末のこの時期になるとついつい幸せを願うものに気が行ってしまいます。
今年一年の無事に感謝すると共に、新年に向けての期待と、新しい年の始まりに臨み、誰もが幸せであって欲しいと願う気持ちは、同じように持っておられると思います。
そんな気持ちから、ちりめん細工の七福神の登場していただくことにいたしました。
前列左から、福禄寿、弁財天、恵比寿神。
後列左から大黒天、布袋和尚、寿老人、毘沙門天と並んでいます。
この作品を眺めながら、今の暮らしに感謝すると共に、新しい年のより良い幸せを願うことにいたします。
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