ちりめん細工・桃袋

ちりめん細工・桃袋

高さ8cmほどのちりめん細工の桃袋です。

桃は梅に比べて木の数が少ないのか、余り見かけませんが、濃い桃色の花は寒い冬にはひときわ鮮やかな印象を与えてくれます。

お正月を過ぎ新春を迎えると、もうあっという間に桃の節句(雛まつり)がやってきます。

同じくらいの時期に咲くのに、なぜ桃の節句があって、梅の節句にはならなかったのでしょうか。

本日のお勉強です。

『桃李不言、下自成蹊』

ご存知の方も多いと思いますが、中国の有名な書物「史記」の中の司馬遷の漢文です。

読みは「トウリ モノイワザレド シタ オノズカラ コミチヲナス」

「桃やすももは何も言わないが、美しい花やおいしい実があるため、自然と人々が集まるので、その下には、おのずから小道ができる」という意味です。

転じて、「人望がある人のところには、派手に宣伝したり、特別な策を弄さなくても、自然と人々が集まってきて尊敬を集めるという意味」だと習いました。(高校時代の漢文の授業)

うちのお店もこのようにならなければ・・・。
管理人はひたすら願いつつ、謙虚に謙虚に働くのであります。

「おじさぁ?ん。桃とスモモはどこが違うのぉ??」

「エッ!あのぉぉぉぉ・・・・」(汗)

今度調べておきます。

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ちりめん細工・羽子板

        ちりめん細工の羽子板(はご板)です。

ちりめん細工・羽子板

お正月も近づいてきました。

高さが20センチほどの、ご存知羽子板です。

この羽子板はその気になればちゃんと羽根もつける本物です。

木製の羽子板にちりめんで押し絵をして作ってあります。
絵柄もお正月にぴったりの「松竹梅」。
おめでたい柄です。

その昔は、お正月になると羽根つきをして遊んでいる子供たちを見かけましたが、最近ではそんな姿も見かけません。

この機会に羽根つきなどもいかがですか?

この押し絵の羽子板は、お正月飾りにはぴったりですね。


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ちりめん細工・春駒(はるこま)

ちりめん細工・春駒

         
ちりめん細工の春駒です。

ちりめん細工の春駒ですが、正確には「春駒袋」と呼んだほうがいいようです。

下の部分が袋になっていて、ちゃんと小さな物が入るようになっています。

ちりめん細工の古作の中でも、具象的なおうまさんの顔そのもので、きりりと引き締まったとても若々しい馬の顔が印象的です。

新春が近くなるとこのような作品を紹介したくなりますね。

さて、「春駒」とは何でしょう。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、鹿児島県の郷土菓子との解説が書かれています。

また春駒という神事にかかわりの深い、郷土芸能が全国あちこちに多いこともよく知られています。

しかしこのちりめん細工の春駒は、若々しくてすがすがしい目の子馬、との意味合いで理解したほうがよさそうです。

(写真は昨年の「松阪ちりめんお細工物の会」作品展より)

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ちりめん細工・熊手(くまで)

ちりめん細工・熊手(くまで)

        豪華!福を招くちりめん細工の熊手です。

この作品は「和布クラフト」創刊号(パッチワーク通信社)にも紹介されています。

すごい迫力のちりめん細工「熊手」です。

少し紹介する時期が遅れてしまったようですが、各地の神社で毎年11月の酉の日に行われる祭礼に、門前に立つ酉の市では縁起物として熊手が売られています。
特にこの習慣は関東地方に多いようです。

この熊手、もとは農業用の道具ですが、枯葉やゴミなどをかき集めたりする道具として使われていますが、この地方では別名「さらい」とも呼ばれています。

その名の通り縁起や福を「ごっそり」かき集めてくるという意味合いで、縁起物としての位置づけがあるのだと思います。

ところで中国では「熊の手」が、高価な食材として珍重されているのをご存知ですか。
しかも右手(右前足)が特に高価なのです。

何故か?
熊は右手で好物の蜂の巣をごっそりかき出して、特においしい蜂蜜などを食べるのです。
ですから右手の手のひらにおいしい要素がしみつくため、右手が一番おいしいのです。
ほんとうですよ。ウソだと思ったら、調べてみてください。

熊手の語源にも係わる話だと思いませんか?

なにやら年の瀬も近づくと、こういった縁起物をつい紹介したくなりますね。

やっぱり懐具合がさみしいから?でしょうか。

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ちりめん細工・小槌(こづち)

            ちりめん細工の小槌です。

ちりめん細工・小槌

長さが30?くらいのちりめんで作った小槌です。

中には芯になる木が使ってある以外は、形を縫い上げた中に綿が詰まっています。

この小槌を創作した人は何をイメージして作ったのでしょう。

年の瀬も近づいてくると、お財布の中身も気になるようになってきます。

私のような俗人は、ついつい「打ち出の小槌」を連想してしまいます。

今も昔も「打ち出の小槌」の魅力は変わらないと思いますが、小槌を見てこの作品を考えた人には、いささか失礼が過ぎるでしょうか?

考えた人は、もっと高邁な思想に基づいて創作されたに違いありませんね。

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