縮緬細工・梅袋とうぐいす袋

ちりめん細工・うぐいす袋と梅袋

新年のご挨拶が遅れてしまいました。
あけましておめでとうございます。
本年もご愛顧、お引立てを賜りますよう、お願いを申し上げます。

今日あたりは真冬の寒さですが、この年末からお正月にかけては、暖かい日が続きましたね。
外に出てみると、もう梅のつぼみも膨らみ始め、春の訪れが間近なことを告げています。

ちりめん細工の世界では、季節感の強い作品も数多く見られます。
梅とうぐいすのように、昔から「つきもの」といわれる取り合わせも、季節を代表する作品として、妙味がよく発揮されていますね。

そろそろ毎年の恒例「松阪縮緬お細工物の会 作品展」が近づいてきました。
皆様方もぜひお出かけくださいませ。

今年もいろいろなちりめん細工作品をご紹介してまいります。
ブログのほうもぜひ見てくださいね。

http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/

■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□

□日時:2月28日(土)→3月8日(日) 10:00→18:00
□場所:松阪市湊町196 優遊館きもの大藤

期間中半日体験コーナーを毎日開催。お早めにお申し込みください。

お問合せ、お申し込みはここをクリック

※3月5日(木)は休まず営業

http://www.e-chirimen.com/

楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。


ちりめん細工・鯛車

ちりめん細工・鯛車

お正月ももうすぐ。
やはりお正月のお飾りには、こういった鯛車のようなおめでたい作品がピッタリです。

鯛車は郷土玩具の一つで、全国的にも数多く存在するようですが、いずれも節句や長寿の飾り物として考えられ、それが玩具になったようです。

ちりめん細工の鯛車は、下の四角い部分に小さなものを入れることが出来ます。
お飾り兼小物いれということで、まさに用と美を兼ね備えています。

こういった作品を考えた出した人は、ちょっとした工夫で見事に用と美を実現しているのですね。
日本女性の美意識と、奥ゆかしさの中に潜む工夫には、感心することしきりです。

来年もよい年であるようお祈りするとともに、ご多幸、ご健勝を願ってやみません。

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松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。

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縮緬細工・羽子板(押し絵)

縮緬細工・羽子板

お正月も近くなってくると、このような作品が目に留まるようになってきます。
今年の松阪縮緬お細工物の会作品展(クリック)に出品された、押し絵でつくったちりめん細工の羽子板です。

この作品は出来ばえもさることながら、羽子板の台の上に貼ったぼかしの江戸ちりめんが何とも素敵で、作品の雰囲気をおおいに盛り上げています。
ちりめん細工は技術もさることながら、彩り、生地の取り合わせ方など、三拍子揃っていい作品ができると言う人もいらっしゃいます。
確かにその通りかもしれません。

最近では羽子板も本来の遊び道具という役割を離れて、お飾りの性格が強くなっています。
絢爛豪華なものもいいのですが、しっとりと落ち着いた雰囲気で、彩が冴えるものもまたいいものですね。

もうすぐお正月。
皆様方もお正月の準備は万端でしょうか?
おからだに気をつけて、お励みください。

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ちりめん細工・2009年 干支 丑

ちりめん細工・干支 丑

いよいよ師走。もうすぐお正月ですね。
来年(平成21年)の干支・
「丑」のちりめん細工オリジナル作品です。

毎年12月のお稽古には、全員でこの丑をつくることになっています。

この丑のお顔は綿を詰めて作ったようですが、その表情(凹凸)は糸で引っ張って作ってあるそうです。
講釈しか言えない私には、どうやって作るのかよく分かりませんが、本当にうまく作ってあるものですね。

丑のお顔を拝見していると、昔くさい感じでもなく、かといって今風のポップ調でもない、今昔が入り混じったいいお顔をしていると思うのですが・・・。

ところで皆さん、干支の順番はどうして決まったか知っていますか?
むかぁ?し昔、中国のお役所で干支の順番を決める時に、最初に並んだのが牛さんで、次がネズミさんだったそうです。
でもお役所の門が開いたとたん、牛の肩に乗っていたネズミが飛び降りて結局一番乗り。それで最初が子、次が丑になったということですが・・・。

「ちょっと、ちょっとオジサァ?ン!それってテレビの見すぎじゃない。」

失礼しました。(涙)~

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ちりめん細工・きつね(狐)袋

ちりめん細工・きつね(狐)袋

ちょっと見ただけでも、きつねそのもの。
見事にきつねの顔の特徴をとらえた作品です。

きつねさん、人間との関係で言えばあまり好かれている印象はありませんが、よぉ?く考えるとそうでもないようです。

まずは「きつねうどん」。単純には油揚げののったうどんですが、なぜそう呼ばれるのでしょう。
油揚げはきつねさんの大好物と言うことのようですが、私にはきつねと油揚げの関係がよく分かりません。
ご存知の方があれば、是非教えてください。

次にきつねという言葉は直接出てきませんが、お稲荷さんがあります。
稲荷神を祀る神社ですが、稲荷神社の前には狛犬のかわりに、宝玉をくわえたきつねが置かれています。
これは少し知っていて、このきつねは
白狐(びゃっこ)です。
日本書紀にも記されているように、日本武尊命を助ける白狐のお話とおおいに関係があります。
きつねは稲荷神の使いと言うことのようです。

さらには稲荷寿司。
これまたきつねの大好物と言うことで、稲荷神には油揚げがお供えされます。
ここから油揚げを使った料理を、稲荷と称するようになったとのことです。

きつねとつく言葉は沢山あります。
「きつねにつままれる」、きつね色、狐の嫁入り等々、結構我々人間様の生活と係わるものも多いですね。
そんなに嫌われいる動物でもなさそうです。

ところであなたは「狐顔」?それとも「狸顔」?

きょうはとりとめのない話になりました。
失礼。

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新ブログに移行後、平成26年6月14日以前の投稿に不具合が生じております。ご容赦をお願い申し上げます。
あきない100年
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