ちりめん細工・柿袋

ちりめん細工・柿袋

秋もゆっくり深まり、柿の実も熟してきました。

このちりめん細工の柿袋は形からすると…..、「甘柿?」のようで、とてもおいしそうです。
柿のお尻にくくり猿がチョコンと乗った姿は、とても可愛らしい表情を見せてくれます。

子供の頃に内緒で畑の柿を失敬して食べた記憶では、甘柿のような姿をしていても凄い渋みがある柿もありましたから、一応に形だけで判断すると大変な目にあいます。
(ぜったいに内緒ですよ!)
「渋柿」「甘柿」の関係はたいへん複雑そうで、学問的領域にまで入らないと、見分け方など難しいことはとても理解できそうにありません。

「あそこのお家の柿は甘いかな?渋いかな?どうかな…..」。
そんなことを想像しながら柿袋を作ってみるのも楽しみの一つかもしれません。

http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/

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ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
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ちりめん細工・すずめ袋

ちりめん細工・すずめ袋

子供の頃には稲刈りが終わってしばらくすると、農家の庭先では脱穀機(古いですね)からこぼれた籾殻や小米を、スズメがおいしそうについばんでいたのを思い出します。
今ではほとんど見ることができなくなってしまった光景です。スズメの数も少なくなってしまったのか、住宅地でも余り見かけなくなってしまいました。

このちりめん細工のすずめ袋は、はと袋やうぐいす袋とはまた違った表情で、いかにも「スズメ」という雰囲気を持っています。
動物などを模したちりめん細工作品は、その特徴や表情を実にうまく捉えていて、まさに造形の妙といえるでしょう。

そして赤やら白など、実際には存在しないような体の色を使って、想像をたくましくしながら作品を作る醍醐味をも提供してくれます。
しかし、世界中を探せばこんなスズメがいるかもしれませんので、あながち空想上のスズメとは言い切れないところもありますね。

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ちりめん細工・七宝袋

ちりめん細工・七宝袋

ちりめん細工の七宝袋は、匹田絞りを材料に使うと、ふくらみが出て立体感が増した作品に仕上がります。
また赤と黒のコントラストは、何となく「血が騒ぐ」色の組み合わせで、作品作りの情熱まで伝わってくるような感じがします。

もともと七宝とは、仏教の経典に説かれる7種の宝石のこと。
文様関係の書籍によると、七宝文様とは同じ直径の円を円周の四分の一ずつ重ねてゆく文様で、四方が連続しているので「四方」から転じて仏教の七宝(金・銀・瑠璃・瑪瑙・玻璃・珊瑚)の名がついたと解説されています。

ほかの色の組み合わせでつくって見たらどうかとも思うのですが、やはり赤黒の組み合わせは、他にない強烈なインパクトを与えてくれるようです。

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ちりめん細工・蛤と猫

ちりめん細工・蛤と猫

昨日から急に涼しくなってきました。いやもう夜などは「寒い!」といったほうがいいのかもしれません。
今回のタイトルも無理やりつけた名称で、特に決まりきったものはありません。

猫が蛤を占拠して寝床にして昼寝をしています。寒くなると暖かな窓辺で、居眠りをするのも気持ちのよいものです。
良く見るとこの猫、3匹とも眠りながら笑っているのか、あるいは笑い顔で眠っているのか、ただ単に眠っているだけではなさそうな雰囲気がします。

いやいや熱心に自分たちの姿を見ている人たちに、「一緒に昼寝をしましょうよ」と笑いかけているのかもしれません。
楽しい作品です。

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ちりめん細工・姉様人形

ちりめん細工・姉様人形

「あねさま」とはもともと若い女性や花嫁をさす言葉。
市松人形が子供なのに対して、姉様人形は大人の若い女性を人形にしたものということになります。

少し首をかしげたその姿は、私には恥ずかしさかあるいは憂いを含んだ表情とも理解できます。
さてそれはどちらか判断しかねますが、皆様方はどのようにお感じでしょうか。

いつも思っていることですが、江戸時代に作り出されたと考えられる市松人形が、なぜ八頭身以上もありそうなスラリとした姿をしているのでしょう。
まことに失礼千万ながら、大昔の日本女性には見られなかった体形で、かつ当時の美しい女性の象徴のようなものでもありません。

スラリとした姿の人形は、市松人形を最初に考えた人の空想上の憧れだったのかもしれません。

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新ブログに移行後、平成26年6月14日以前の投稿に不具合が生じております。ご容赦をお願い申し上げます。
あきない100年
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