ちりめん細工・あじさい(紫陽花)袋
夏のような暑さになっても乾燥した今の時期は、むしろさわやかさを感じることもありますが、やがて来る梅雨の頃には、湿度が高くじめじめした日が続くと気分まで鬱陶しくなってしまいます。
そんな時に道端に咲いているアジサイの淡いブルーやピンクの色を見ると、何となく少しはさわやかでスッキリした気分を味わえるというもの。
この紫陽花袋、284枚の正方形のきれを縫い合わせた作品だということですから、作る手間だけでも気が遠くなってしまいそうです。
そして造形の美しさも抜群で、ちりめん細工古作の中でも優れた作り方だということです。
私のように眺めて気楽に講釈を言っている人間には、作る人たちの忍耐や苦労はちっとも分かりません。
一つの花でピンクもブルーも味わえるアジサイは、この世の中にたぶん存在しません。
そんなところがまた、見る人の楽しみを考えた、ちりめん細工作品作りの楽しさかもしれません。

松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。

楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
ちりめん細工・バラ(薔薇)袋
公園に行っても、おうちの垣根からも、バラの甘い香りが漂ってくる季節になりました。
バラは華やかな上に、素敵な香りも届けてくれるうれしい花ですね。
この薔薇袋は古作の中でも拝見したことがあるようですが、微妙に違いがあるようにも思いますので、同じであったかどうかは定かではありません。
でも昔からちりめん細工の作品になっていることを考えると、この花自体がよほど女性にとって憧れの的だったに違いありません。
花芯の部分から広がる花の様子は、いかにもバラの花の特徴を捉えているように感じます。
かなり暑いと感じる日が増えてきましたが、さわやかで乾燥した時期に、バラの香りはなんともいえずいい気分を運んでくれます。
「松阪ちりめんお細工物の会作品展」 ご来場まことにありがとうございました。会員一同心よりお礼を申し上げます。

《 詳細は上のバナーをクリックしてご覧ください 》

楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

ちりめん細工・六角箱
六角形の形をした小物を入れる箱です。
箱の上には大きなつまみで椿をあしらい、箱の周囲の縁は別布で枠をつけてあります。
単純そうにに見える小箱ですから、余計に無地部分の配色が作品の出来を左右しかねません。
厚紙にちりめんを貼り付けただけの、見た目は簡単にできそうな作品ですが、意外に形を整えるのが難しいようです。
見ているだけの人間にとって、作る人の苦労はさっぱり理解しがたいもので、「厚紙にちりめんを貼り付けただけ」などと、大変失礼な表現を使ってしまいました。ごめんなさい。
「松阪ちりめんお細工物の会作品展」 ご来場まことにありがとうございました。会員一同心よりお礼を申し上げます。

《 詳細は上のバナーをクリックしてご覧ください 》

楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

ちりめん細工・藤花の傘福
桜の時期が過ぎると自然の中はいっせいに花が咲き始め、まさに春爛漫という時期がやってきました。
公園などにつくられた藤棚に咲く藤もきれいですが、山に自生する藤もまた見事な景色を作り出します。
藤花をつるした傘福は、時期的にも端午の節句をお祝いするお飾りとして、お子様の健やかな成長を願って作られたものです。
季節の花である藤の下には、さりげなく端午の節句にちなんだ作品も置かれています。
季節感あふれるちりめん細工の作品は、作る人、見る人の気持ちを豊かにしてくれると共に、ちりめん細工の醍醐味の詰まった、素敵な作品になっています。
「松阪ちりめんお細工物の会作品展」 ご来場まことにありがとうございました。会員一同心よりお礼を申し上げます。

《 詳細は上のバナーをクリックしてご覧ください 》

楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
ちりめん細工・牡丹袋
あちらこちらから牡丹の花満開の話題が聞こえてくる時期になりました。
花全体が大きいだけでなく、花弁の一つ一つがとても大きく、しかも薄くてしなやかな花弁は、まるで薄絹のような雰囲気を持っています。
とにかく他の花を寄せ付けないほどの、圧倒的な存在感を誇っているのです。
ちりめん細工の牡丹袋はそんな牡丹の特徴を見事に捕らえた古作の一つです。
花弁のしわなどを見ても、本物の牡丹の雰囲気が、うまく作り出されているのも大きな魅力となっているように思います。
小さな花芯の部分が袋になっていますから、さて昔の人はいったい何を入れて楽しんでいたのでしょうか。
「松阪ちりめんお細工物の会作品展」 ご来場まことにありがとうございました。会員一同心よりお礼を申し上げます。

《 詳細は上のバナーをクリックしてご覧ください 》

楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。