ちりめん細工・笛吹き童子

01lちりめん細工・笛吹き童子

 

朝夕肌寒さが増してくると、笛吹き童子の季節。自分の頭の中では、冷たい風と笛吹き童子が街に現れる季節が、どうしてもオーバーラップしてしまいます。
もっとも現実にはまったくありえない話ですが…..。
キリッとしたまなざしがいかにも強い男の子をイメージし、男の子は逞しくあってほしいという世の親の願望が強く現れている作品です。

 

ところでこのボディーですが、基本はお猿です。
このようなお猿は雛人形の原形といわれるものとほぼ同じで、いろいろな作品にも応用されています。

 

えっ?お猿と人間を一緒にするな?
ごもっともな話ですが、お猿の中には人間と祖先を同じくするものもあるようですから、ここは仲良く暮らしたいものです。

 

 

logoblog3

 

楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

 

logoblogkiku

 

松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。

 

 


ちりめん細工・唐人人形

01lちりめん細工・唐人人形

 

ちりめん細工が作り始められたとされる江戸時代に、日本人が一番よく見かけた外国人は、たぶん中国の人だったのではないでしょうか。
少し前の時代に描かれた南蛮屏風図などには、いろいろな外国の装束と思われる姿の人たちを見ることができます。
しかしちりめん細工の世界に、中国の人以外を映した作品が残っていないところを見ると、肌の白い西洋の人たちを見かける機会はまずなかったのでしょう。

 

古作の中にも見ることができる唐人人形は、異国の装束の色彩や形の特徴を、驚くほどうまく捕らえています。

 

 

logoblog3

 

楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

 

logoblogkiku

 

松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。

 

 


ちりめん細工・すずめ袋

01l

ちりめん細工・すずめ袋

 

かつて農家の庭先では稲の収穫が終わって脱穀が始まると、こぼれた籾をスズメがついばむ姿が、一般的な秋の風景であったような記憶が残っています。
最近ではコンバインで刈入れから脱穀、籾すりまでを行ってしまいますから、このような風景を見ることはできなくなってしまいました。

 

ちりめん細工のすずめ袋は、同じ鳥をモチーフにしたウグイスやハトなどと同じように、いかにもスズメという特徴が良く表現されています。
細かい部分を見ていても、何がどう違ってスズメになるのかよく分かりません。

 

最初に考えた人の観察力はたいした物で、それをまた作品に仕上げるセンスは、日本の伝統手芸の真骨頂と言っても過言ではありません。

 

 

logoblog3

 

楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

 

logoblogkiku

 

松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。

 

 


ちりめん細工・這い子人形袋

01lちりめん細工・這い子人形袋

 

皆様方の中にも這い子人形を見て、その可愛らしさ、愛くるしさに惹かれ、ちりめん細工のファンになった方も多いことと思います。
私自身も例外ではなく、可愛らしさに加えて、その作品の製作過程の奥深さにも感動いたしました。
古作の中にもたくさんの作品を見ることができますから、昔も今もお子さんの可愛らしいしぐさを映した這い子は、お母さんにとっても格別のものであったに間違いありません。

 

ずっと古作を拝見していると這い子にはさまざまな形のものがある中で、、主に二種類ほどの形に分類することができるように思われます。
寝そべって人形の形をしたもの、そしてこの作品のように上が袋になっているものです。

 

自分なりに整理するために、この袋になっているものを這い子人形袋、袋になっていないものを這い子人形と区別して呼ぶことにしています。
いずれにしてもちりめん細工の中でも、もっとも可愛らしい作品の一つです。

 

 

logoblog3

 

楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

 

logoblogkiku

 

松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。

 

 


ちりめん細工・うさぎ人形

01lちりめん細工・うさぎ人形

 

そろそろ中秋の名月が近づいてきました。今年は9月27日に当たるようです。

 

私はどうも短絡的なところがあって、月と言えばうさぎに行き着きます。世の中には月と言えば「スッポン」と答える人も多いそうですが…..。
月を見ていると暗い部分はやっぱりうさぎに見えてしまいますから、単純な連想もいたし方がないのかもしれません。

 

そして月見のお飾りは、ススキに月見団子が一般的。ところが昔は芋を供えていたそうで、いつ頃から芋の代わりに月見団子になったのかよく分かりません。
もっとも今でもサトイモの形をしたお団子を備える地方もあるそうですから、古来の名残はちゃんと残っています。

 

ちりめん細工のうさぎ人形も、一緒にお月見をさせてあげれば、きっと喜んでくれることでしょう。

 

 

logoblog3

 

楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

 

logoblogsakura

 

松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。

 

 


カレンダー

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

お問合せ先

住所:三重県松阪市白粉町527-1
TEL:0598-21-3533
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜日・木曜日
URL:https://e-chirimen.com/
松阪ちりめんお細工物の会
http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/

新ブログに移行後、平成26年6月14日以前の投稿に不具合が生じております。ご容赦をお願い申し上げます。
あきない100年
ログイン