ちりめん細工・猫の針山と指貫
ひょうきんでちょっと人を小ばかにしたような表情が、何ともたまらない魅力の猫の針山です。
もっとも目鼻ヒゲの置き方によって、お顔の表情がさまざまに変化しますから、そのあたりもこの作品の魅力なのでしょう。
布の耳を使って作る指貫を大きくしたものが針山の土台になっていますから、応用作品ということも出来ます。
材料を残さず隅々まで使うとこころなど、物を大切にするわが国の「もったいない」文化が、ここにも脈々と受け継がれているようです。
それにしても針山、指貫も自分オリジナルでお裁縫をするというのも、考えてみれば最高のオシャレですよね。
松阪ちりめんお細工物の会作品展、ご来場ありがとうございました。
作品展の会場写真は下のバナーをクリックしてご覧ください。↓

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ちりめん細工・くくり猿
猿はわが国のさまざまな信仰の中で、厄除け・魔よけとしての役割を担っています。このくくり猿も細紐をつけて根付などにして、お守りの役割を果していいます。
写真の中で細紐のついたものの大きさは、たった直径1cmほどの大きさです。小さなものはその半分にも満たない大きさですから、いかに小さいものであるかがお分かりいただけるかと思います。
くくり猿はちりめん細工の世界では基本中の基本といわれていて、簡単そうに見えても美しい姿に仕上げるにはかなりの技術が必要だそうです。「くくり猿がきれいに作れたら一人前」という人たちもいらっしゃるほど。
全国的にもさるぼぼ、お猿っ子等々、猿は手芸の対象としても用いられ、いずれも厄除け、厄払いの守り神です。
29日からの3日間、三重県松阪市の岡寺山継松寺の初午大祭が行われます。このお祭りでも「猿はじき」は名物の一つで、無病息災を願う人々が縁起物として買い求めています。
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:2月26日(金)→3月3日(木) 10:00→16:30
□場所:松阪市白粉町527番地1 優遊館(駐車場4台)
※3月7日(木)は休まず営業
松阪ちりめんお細工物の会作品展の詳細はここをクリック ↓

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ちりめん細工・雛人形
たいへんシンプルで見た目はちょっと寂しそうに見える雛人形です。
しかし良くご覧いただくと襟元の美しさに加えて、袖口の縫い方などは和装の基本をきちんと踏襲した作りになっています。
そして胴の部分は縫い上げた上で綿を詰めただけの、言わばちりめん細工の基本が踏襲されて、見事な作品に仕上がっています。
ついつい見た目の華やかさに目を奪われがちな私たちですが、「縫うこと」が基本にあるちりめん細工鑑賞の仕方も、その本質をちゃんと見抜かなければ作品の価値を評価することが出来ません。
ちりめん細工はむしろ「裁縫お細工物」と言うべきであるとの説も、この数年まったくその通りであると思うようになってしまいました。
なおこの作品は「松阪ちりめんお細工物の会」の創作です。古作の技法を踏まえつつもどこかに今様の「一捻り」があるはずなのですが、残念ながら私にはそれを見抜く目がありません。
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:2月26日(金)→3月3日(木) 10:00→16:30
□場所:松阪市白粉町527番地1 優遊館(駐車場4台)
※3月7日(木)は休まず営業
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ちりめん細工・重箱と菱餅袋(雛飾り)
段飾りの雛人形には良く数えてみると、30種類以上のお道具が飾られています。
この中で食べ物に関するお道具はお膳、重箱と菱餅袋。やっぱりご馳走は欠かすことができません。
女の子にとって興味のありそうなものは、鏡台や箪笥の引き出しを開けてみることかもしれませんが、私は子供の頃に内緒で重箱の紐を解いて見ました。中には何も入っていません。挙句の果てに紐が結べないからとしっかりお目玉をちょうだいした記憶があります。
しかしこの重箱をそっと開けてみると…..、中にはおいしそうなご馳走がたっぷり入っているではありませんか。ほんとうは開けずに重ねて置く物なのですが。そして菱餅を模った菱餅袋には、残念ながら何も入っていませんでした。中から金平糖でも出てきたらきっと嬉しいでしょうね。
ちりめん細工の世界では、雛飾りのお道具類よりもご馳走のほうに大きな魅力があるようです。(笑)
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:2月26日(金)→3月3日(木) 10:00→16:30
□場所:松阪市白粉町527番地1 優遊館(駐車場4台)
※3月7日(木)は休まず営業
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ちりめん細工・梅と鶯のつるし飾り
今の季節にピッタリの梅と鶯に七宝手まりを飾ったつるし飾りです。
梅の花は春を待つ人に向けて咲き始め、別名春告鳥ともいうウグイスは春の到来を歌う鳥として、二つを合わせて「梅に鶯」という言葉が生まれ、昔からよく調和するものの例えの一つとして親しまれてきました。
日本人が描く早春のイメージであり、本格的な春を待つ楽しみを表現した文化とも言える「つき物」なのです。
もっとも実際に梅に集まる小鳥はメジロであって、ウグイスがやってくることはめったにありません。
暖かい春を待つ気持ちをうまく言葉にした「梅に鶯」は、稀にあることを願った日本人の強い憧れの気持ちを表現しています。
この作品もまた、そういった願いを込めて作られたのだと思います。
少し拡大した写真を加えます。

■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:2月26日(金)→3月3日(木) 10:00→16:30
□場所:松阪市白粉町527番地1 優遊館(駐車場4台)
※3月7日(木)は休まず営業
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