ちりめん細工・籠目(かごめ)袋
ちりめん細工のかごめ(籠目)袋は、六角形に編んだ竹かごの文様を模したものと思われます。
もともとかごめ文様は、竹などで編んだ籠の網の目の、六角形の格子文様のこと。
江戸小紋などのきものの意匠などにも見られますが、正三角形を上下に重ねた家紋にも使われています。
最初にこの袋を考えた人は、この幾何学文様から何を連想してかごめ袋を創作したのか、いつものことですがまことに興味のある課題です。
掲載の作品もかごの竹の部分と、本来は空間であるはずの部分にあしらった生地の彩が、ふんわり柔らかくとても素敵に仕上がっています。
ちりめん細工の醍醐味は、何といっても生地の色柄の組み合わせで、また違った雰囲気の作品をつくることにあるのかもしれません。
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縮緬細工・顔 這い子人形
ちりめん細工の作品の中でも「かわいい」と言って、人気の高い這い子人形のお顔です。
作品の中にはお人形にとどまらず、動物の作品の中にもちゃんと顔の付いた作品も多く、その顔の表情を拝見するのも、また楽しみの一つです。
特に目の形や大きさ、位置などは、表情を作る上で最も重要な要素らしく、それによって全体の雰囲気まで随分変わってしまいます。
すこし離れ気味の小さな丸い目は優しさを、細い切れ長で間隔の狭い眼は、「きりっ」とした表情を作り出しているようです。
いずれにしても見るだけの人間にとっては、楽しみが尽きることはありません。
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ちりめん細工・顔 市松人形
ちりめん細工の市松人形の顔ほど表情がさまざまで、豊かな感情が伝わってくるものは無いと思っています。
このお顔は物思いにふけっているのか、あるいは満足感に浸っているのか、見る時見る人によって、さまざまな感じ方があるようです。
中にはおなかが一杯になって、ちょっと居眠りをしているんじゃない…..。と、おっしゃる方も。
共通したポイントは目の間隔がやや広く、言ってみれば”ウーパールーパー”風の感じが多いのですが、そこがまたかわいいところ。
そして鼻の位置もさまざまで、これもまた表情の多様性を広げるのに一役買っています。
土台の無いところから、綿だけで作り上げていく顔の面白さが詰まった、作者の表現力が発揮される作品の一つです。
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鯛焼き屋のオジサン
タバコをくわえて威張っているのは、屋台で鯛焼きを売っているオジサンです。
人間の顔の特徴はその人それぞれにあるものですが、似顔絵を描く人に伺うと、特徴のある部分を誇張して表現するのだそうです。
そうすることによって、余計にその人に似たイメージを作り出しているとのことです。
このオジサンの顔の中には土台になるものが無く、綿を詰めて糸で引っ張り、凹凸のみで表情を表現するとのこと。
顔の特徴を凹凸で誇張することによって、このオジサンも怖そうでありながら、優しさも持ち合わせた雰囲気を作り上げているように思えます。
もっとも私は「糸で引っ張って」などと講釈を言っていますが、実際にはどのように作るのかはさっぱり分かりません。
これが鯛焼き屋さんの屋台です。
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「松阪ちりめんお細工物の会」作品展には、ご遠方からもたくさんのご来場をいただき、まことにありがとうございました。
会員一同心よりお礼を申し上げます。
ホームページに作品展の会場を掲載しています。
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ちりめん細工・顔 その3(姉様人形)
姉様人形はもともと和紙で作った「着せ替え人形」の総称だったようです。
後ろ向きに飾ったりして帯結びの形を楽しんだり、遊び方はさまざまだったようですが、「お顔」に関してはあまり重視されていなかったようにも思われます。
全体の姿は花嫁衣裳を身に着けた女性とも、また遊郭の遊女とも言われています。
いずれにしても江戸時代の若い女性の風俗を知る上で、貴重な姉様人形も残されています。
市松人形が子供のお顔なのに対して、姉様人形は字のごとく若い女性の姿を映したものです。
このお顔のお人形は、お嫁入り前の花嫁衣裳をまとったお嬢様でしょうか。
面長な顔立ちに髪飾りをつけた姿は、何となくキリリとして気持ちのいい姿です。
ちりめん細工ではすこしキリッとした小さなお顔を作るときには、薄いちりめんではなく、羽二重の生地を使うことが多いのでしょうか。
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:2月26日(土)→3月6日(日) 10:00→18:00
□場所:松阪市湊町196 優遊館きもの大藤
期間中半日体験コーナーを毎日開催。お早めにお申し込みください。
お問合せ、お申し込みはここをクリック
※3月11日(木)は休まず営業
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