年の瀬になりお正月も近づくと、ついついお正月にちなんだ作品をご紹介したくなります。
やはり羽子板といえばお正月にはつき物のようなものですから、鯛車や小槌などおめでたいものが押し絵で作ってあります。
かつてはお正月の遊具であったものですが、最近では羽子板で遊ぶ子供たちを見かけることもありません。
もっぱらお飾りとして使われているようで、東京浅草浅草寺の羽子板市などで販売されている物も、実用的遊具というより絢爛豪華で室内装飾品としての性格を持っています。
女の子のお守りとして羽子板が厄を跳ね飛ばすということで使われ始め、そしてこれも古来より受け継がれてきた慣習と日本文化の象徴的な遊具兼装飾物ということが出来ます。
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