11月になって、急に冷え込みが厳しくなってきました。
そして北風が強く吹く頃になるとちりめん細工の笛吹き童子が目に浮かび、ついついこの時期にご紹介したくなってしまいます。
笛吹き童子そのものが、木枯らしの季節のものであるかどうかは分かりませんが…..。
この作品のボディーは「猿」で出来ています。実はちりめん細工作品の中には、同じように猿をボディーとして使ったものが多く、ボディーの基本の一つにもなっています。
皆様方は「雛人形」の原型がどんなものであったかご存知の方も多いと思いますが、歴史上で知りうる「雛人形」の原型の中の一つとして、まさにこの猿(さるぼぼ)もその一つと考えられています。
これは這子(ほうこ)とも言われ、そういう意味では這い子(はいこ)もこのさるぼぼからの延長であるかもしれません。
以前にも笛吹き童子をご紹介していますのでご覧ください。
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。