いつも少しおふざけが好きでちゃめっけのあるお嬢さんが、何の変哲もない袋を作りました。
目立たないというか、むしろ”やぼったい”といったほうがいいかもしれません。(作者さん失礼)
このお嬢さん、ある時お裁縫のお稽古の場に持って行って、ほかの生徒さんたちがいる前で先生の前に置きました。
お嬢:先生、残った布で袋を作ってきました。ちょっとご覧いただけますでしょうか?
先生:何でしょう。巾着ですね。それでは拝見。
先生は紐を解いて中を見て、少々驚いた様子。
で、袋をあけてみると、
先生:何ですかこれ? ああビックリした!
ということでこの袋はびっくり袋と名づけられたそうな。
もちろんほんとうの話ではありませんが、いかにも日本人の冗談心を最大限に表現した古作だと思っています。
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