ちりめん細工・桃取り猿
これは「桃取り猿」と言います。
下についた竹のばねをはじくと、お猿が上の桃のところで止まって、まるで桃をとりに行くように見えるので、このような名前がついたと考えられます。
桃取り猿のように民芸的な作品は、全国のどこかの地方で見られるものですが、この桃取り猿は見かけたことがありません。
私どもの三重県松阪では、毎年3月の最初の午(ウマ)の日に行われる、岡寺山継松寺の縁日「初午大祭」には、この桃取り猿の桃の部分が羽根に変わった「猿はじき」と言われる郷土玩具を買って、厄払いをします。
「厄を去りはじく」と言うような意味合いの、玩具と言うより厄除けのお守りと言ったほうが正しいかもしれません。
今年の初午は3月1日2日、もうすぐです。皆様も岡寺山継松寺に厄除けのお参り下さい。
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